毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。
一冊目はこれ!
社会的処方:孤立という病を地域のつながりで治す方法
書評は寺尾紗穂(音楽家・エッセイスト)さん。
人を支えるとは本当はどういうことか、それが医療や福祉の現場でどれほど実現されているか、改めて考えさせられた。━━━書評一部引用。
Amazon内容紹介より
認知症・鬱病・運動不足による各種疾患・・・。
医療をめぐるさまざまな問題の最上流には近年深まる「社会的孤立」がある。
従来の医療の枠組みでは対処が難しい問題に対し、薬ではなく「地域での人のつながり」 を処方する「社会的処方」。制度として導入したイギリスの事例と、日本各地で始まったしくみづくりの取り組みを紹介。
2冊目です。
210日ぶりに帰ってきた奇跡のネコ:藤原博史
書評は立花真文さん。
世知辛い世の中ながら、あのスーパーの貼り紙は、あながち「わら」ともいえないのだ。もっと目をこらしてみようと思った。━━━書評一部引用。
「BOOK」データベースより
引っ越しの翌日に、茶トラと三毛の兄妹ネコが消えた。見知らぬ土地で2匹はどこへ?ペット探偵の著者は、依頼を受けて捜索を始める。足取りがつかめないまま季節は遷り、投函した迷子チラシは数千枚に。そこへ入った目撃情報、そして行方不明から210日目に奇跡は起きた―。ペットと家族をめぐる感動の実話7つを紹介、生き物を愛する全ての人に役立つ「万が一のための備え」と「捜索ノウハウ」も惜しみなく明かす奮闘記。
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三冊目はこれ。
風と双眼鏡、膝掛け毛布:梨木香歩
広告欄から、気になった一冊です。
Amazon内容説明より
双眼鏡を片手にふらりと旅へ。地名を手掛かりにその土地の記憶をたどり、人とそこに生きる植物や動物の営みに思いを馳せ、創造の翼を広げる珠玉のエッセイ集。
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今週も様々なジャンルの本が紹介されていました。梨木さんの旅エッセイも気になりますが、飼い主に行く先を告げないネコたちの旅先?も気になります。
ということで、今週はここまでです。