毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。
今週はまずはこちらから。
古井由吉氏の追悼書評
古井由吉さんの追悼書評が、今週の「ひもとく」でした。
書評は佐伯一麦(作家)さん。
まず、活字でしか接してこなかった読者には、インターネット上でも視聴できる講演やインタビューなど、生前の古井氏の肉声に触れることを奨めたい。━━━書評一部引用。
次はこちらです。
あのころ、早稲田で:中野翠
文庫この新刊!のコーナーに掲載されていました。
早稲田大学で過ごした著者が語る「バリケードの内側」の思い出。当事者による回想でなく、すぐ側からの客観的視点だからこそ「あのころ」を知る上で貴重。━━━書評一部引用。
「BOOK」データベースより
60年代というトンネルの出口は嵐だった―早大闘争、社研、吉本隆明、『青春の墓標』、「ガロ」、GS、喫茶店、ATG、ゴダール、アングラ演劇―あの時代の空気が鮮やかによみがえる。
*******
三冊目はこれ。
向田邦子ベスト・エッセイ:向田邦子
こちらも、 文庫この新刊!のコーナーに掲載されていました。
書評は書店「誠光堂」店主。
まるでカットが切り替わるようにシーンがつなぎ合わされ、タイトルと無関係だと思われた伏線が主題へとリンクし、みごとに回収されていく。 ━━━書評一部引用。
Amazon内容紹介より
いまも人々に読み継がれている向田邦子。その随筆の中から、家族、食、犬と猫、こだわりの品、旅、仕事、私…、といったテーマで選ぶ。解説 角田光代
*******
ここのところ、どうしてもニュースに釘付けになってしまい、読書量が激減していました。心を落ち着かす意味でも、いつもしていた読書で日常を失わずに過ごしたいと思います。
ということで、今週はここまでです。