毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。
1冊目はこれ!
惚れるマナー(単行本)
書評は押切もえ(モデル・文筆家)さん。
マナーとは行儀や作法のことで、お互いが気持ちよく過ごすための心遣いとされている。親や目上の人から教えられたマナーは身に染みついているが、年齢を重ねる中で知る礼儀はたくさんあり、急速に変化する時代の中で日々新たな作法も生まれている。メールの挨拶文やSNSの投稿一つにしても、マナー違反になっていないか調べることも少なくない私には、新たな発見がいくつもあった。とくに文化のまったく違う海外でのマナーには、笑わせられながらも頷いてしまうものが多かった。━━書評一部引用。
Amazon紹介文より
人の家のトイレ作法から物忘れの誤魔化し方まで……芸人や作家が日常の小さな悩みと格闘するエッセイ集。マナーの難問が大人を磨く。
2冊目です。
「新書」のコーナーで紹介されていた本になります。
現代アートをたのしむ:原田マハ・高橋瑞木
「BOOK」データベースより
「わからない」が「面白い」に変わる現代アートのはなし。『楽園のカンヴァス』『ジヴェルニーの食卓』の著者・原田マハ、水戸芸術館現代美術センター主任学芸員・高橋瑞木が新しい世界への扉を開く!
3冊目はこれ。
建築の東京:五十嵐太郎
書評は長谷川逸子(建築家)さん。
70年代の華やかな公共建築は、一握りのエリート建築家のもので、若手は小さな住宅の仕事しかなかった。私の世代の建築家が公共建築を設計できるようになったのは80年代で、実績や組織の規模を問わないコンペが各地で催され、建築家が積極的にプログラムを提案し市民と協働できた。━━━━書評一部引用
Amazon紹介文より
平成から令和へ。オリンピックを前にして東京はいかに変貌したか? 一貫して都市の「メタボリズム」を重視し、「すぐれた建築が壊されるとしても、その後に志のある建築がつくられるなら必ずしも反対しない立場」をとる著者が近過去に登場した建築=景観、丹下健三・岡本太郎以後の建築家・アーティスト双方による東京計画・未来都市の系譜、各種メディアのなかの東京を検証する。
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今週はなにか「見とれるもの」が集まった気がします。そろそろ美しいものを見たいなぁ。
図書館もやっと予約を入れられるようになりました。これまで溜め込んでいた「読みたい本のリスト」から少しずつ予約を入れたりする日々です。どんなことがあっても、新しい本が常に出版されるのは嬉しいことです。
ということで、今週はここまで。それではまた来週!