装丁-単行本VS文庫本
単行本、少しすると文庫本が出版される流れ。好きな作家の本はいち早く読みたいので単行本で読む機会が多いのですが、文庫本で発売されると「あれ?単行本から随分イメチェンしたなぁ」といった装丁も多い。中には改題しちゃったものまで!
どちらが好みかはその時によって違うわけだけど、その変化を楽しもうと、「装丁棚」を作ってみました。装丁の違いを比べてみて、楽しんじゃおうと言ったものです。
「お!変わった!」と目についたものを取り上げて行きたいと思っています。
また、レビューがあるものはリンクしていきますので、是非参考になさってみてくださいませ。
初回は村山由佳さんの「風は西から」です。
■単行本 2018/3/27
■文庫本 2020/8/6
どちらもブルーが基調ですね。単行本はシンプルすぎるほどシンプルでしたが、今回は人の気配が感じられ、躍動感が出ましたね!個人的には文庫本の爽やかな雰囲気が好きです。でも、本書はシビアで重いテーマ。内容からいえば単行本の方が合っているかも。新しい装丁は、そんな重いテーマの未来はこうあって欲しいという願いがこめられている感じです。
レビュー