えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】「読む」って、どんなこと? :高橋源一郎(2020年9月26日掲載)

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週はこの一冊です。

 

「読む」って、どんなこと? :高橋源一郎

 

 

 

書評は須藤靖(東京大学教授・宇宙物理学)さん。

選ばれた文章とその解題が素晴らしい。まさに書評のお手本とでもいうべき文章を、身の程を顧みずここで書評している自分が恥ずかしくなるほどだ。
わずか千円以下で自分を変える力を秘めた文章に出会えた読者は幸せである。この授業の放課後に何を読もうかなあ。楽しみだ。━書評一部引用

 

■内容

作家生活40年、初の読書論!
誰もが学校で教わった「文章の読み方」。私たちはそれを疑いもせず身につけることで生きてきた。ところが、学校で教わった読み方だと「読めない」ものがある!? 小説、詩、エッセイ、ノンフィクションーー。作家・高橋源一郎が好きな作品を一緒に読みながら、「読むきほん」を学びなおす、大人のための授業を開講!

はじめに:誰でも読むことはできる、って、ほんとうなんだろうか
1時間目:簡単な文書を読む
2時間目:もうひとつ簡単な文章を読む
3時間目:(絶対に)学校では教えない文章を読む
4時間目:(たぶん)学校では教えない文章を読む
5時間目:学校で教えてくれる(はずの)文章を読む
6時間目:個人の文章を読むおわりに:最後に書かれた文章を最後に読む

━Amazonより

 

  

随分とわたしもレビューを書いているけれども、その本をちゃんと読めたかなんて自信はさっぱりない。それなのにこういった参考本も読まずに今に至るわけだが、一度くらいは本書のような学べる本を読んだ方がいいかな~と思った。劇的に読み方が変わるってことは期待していないけど、何か新発見がきっとあるような気がする。時間割のような形で進むのも面白そう。

 

 

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なんか一瞬のうちに秋になりましたね。あれほど鳴いていた蝉がピタッといなくなったという印象。今年は季節の移ろいをゆっくり味わう暇もなく切り替えが早い。そして、衣替えが追い付かないという状況。長袖をちょこちょこ引っ張り出して着ている日々です。カラッと晴れたら衣替えしたいなぁ。

ということで、今週はここまで。それではまた来週!