えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】アンコンタクト 非接触の経済学:キム ヨンソプ(2020年11月7日掲載)

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

アンコンタクト 非接触の経済学:キム ヨンソプ

 

 

 

書評は、武田砂鉄(ライター)さん。

「アンコンタクト技術は、はなから感情が介入する余地をなくしてくれた」「サービスを受けるにあたって、申し訳なさを感じるのは面倒だ」と分析する著者は、従来の移動・接触・対話を否定的に捉える向きも強く、首肯できない論点もある。だが、コロナ禍での「不安」がいかに非接触を欲し始めたか、その刷新を事細かに知ることができる。━書評一部引用

 

■内容

コロナウイルスは一つのきっかけに過ぎなかった。移動・対面を禁じられた人類は新たなステージへ。握手も接待も会議も不要な時代の働き方とは?面倒なコミュニケーションから便利な断絶へ。政治、経済、恋愛、全ての常識は刷新される。━━「BOOK」データベースより

 

  

コロナが突如この世に出現してから間もなく一年。この一年でどれだけ世の中は変わったか?数えたらキリがない。非接触の世界で得たもの、失ったもの、検証は今後改めてする必要性はありそうですね。

 

アンコンタクト 非接触の経済学

アンコンタクト 非接触の経済学

 

 

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アメリカの大統領選のニュースばかりが際立ち、毎日気になるところですが、その裏で日本国内もジワジワとコロナが再び活発化しています。トランプさんの演説を聴きに来ている人々はマスクをつけてない人が多く、一瞬、コロナのなかった時代の映像かと思ってしまいましたが、まだまだコロナは我々の近くにいることを忘れずに、気を引き締めて冬を迎えましょう。

 

ということで、今週はここまで。それではまた来週!