えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】新聞書評・気になる一冊「秋吉久美子調書」:樋口尚文(朝日新聞:2020年12月5日掲載)

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

秋吉久美子調書:樋口尚文

 

 

内容

「旅の重さ」「赤ちょうちん」……1970年代に彗星のように登場し社会に衝撃を与え、現在に至るまで第一線で活躍を続ける秋吉久美子。45年余の女優人生を語りつくした初のロングインタビューと秘蔵のスナップを多数収録!

【目次】
はじめに 秋吉久美子
調書1 秋吉久美子が語る 超ロングインタビュー
調書2 秋吉久美子を語る 秋吉久美子論
調書3 秋吉久美子を観る 出演作リスト

━━━Amazonより

 

 

  

 

 秋吉久美子さんは、子供時代の大女優さんというイメージがあります。今みたいに昔の女優さんはSNSなどで自分のことを発信するツールもなく、だからこそ、余計にプライベートが謎に包まれている感じがしました。ある意味、夢があったなぁーと最近思います。「ウソはない。調書だから−。」なるほどなぁ、本書のタイトルにはこんな意味があったのか。昭和の芸能界の雰囲気も今とだいぶ違ったのじゃないかな。そのあたりも含め、ちょっとノスタルジックな気分になれそうな一冊かな。

 

秋吉久美子 調書 (単行本)

秋吉久美子 調書 (単行本)

 

 

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いつもの年以上に気忙しい年末を迎えました。歴史に残る一年、大みそかの日本はどういうムードで迎えるのでしょうか?少しは明るいニュースがあることを願って、今はひたすら自粛と予防に努める毎日を繰り返すしかないですよね。もうひと踏ん張りです。

それでは、みなさんお気をつけて。また来週!