毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
花森安治選集 1 美しく着ることは、美しく暮すこと:花森安治
内容
戦後直後の激動の昭和において、『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治が、ペンの力で庶民の暮しをより良くしようと提言してきた散文、随筆、評論、コラムから厳選収録した選集全3巻を刊行します。
1巻では、花森が敗戦後すぐに服飾評論家として世に出たころの「衣」を中心とした稀有な著述で構成。服飾デザインとは何か、身だしなみや着こなし、色彩感覚の大切さ、装いの基本を読者に伝えるとともに、ユーモラスな調子と時に毒をも持って説いた「ほんとうの美しさ」とは何か。花森安治の「衣」を通じた美学がつまった一冊です。━━━amazonより
花森さんの本は途切れることなく毎年出版されますよね。昭和時代の話であるに関わらず、今もなお人気があるのは、どの時代にも当てはまる普遍的なことが語られているからでしょうね。新しい時代で失われたものを含め、読んでいて参考になることが多いです。家での生活が中心になりつつある昨今。ますます花森さんの作品は私たちに寄り添ったものになっているんじゃないかと思います。
シリーズのようですね。2巻以降はこちら。
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物事が動いても停滞していても、最近私たちのもとへ、色々考えなければならない問題が続々とやって来る。「ワクチン」の問題もその一つ。やっとかぁ....と思う反面、本当に大丈夫なのだろうか?と新たな不安も。あれだけ待ち望んでいたはずなんだけどね。そして、病院が足りていない現状が本当にもどかしいし、不安は尽きない。
ということで、花粉も始まったっぽいですね。なにがあっても季節は巡る。
それではまた来週!