毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
アトリエ雑記:牧野 伊三夫
内容
認知症を患い、日ごと記憶が失われゆく老女には、それでも消せない “秘密の絆" があった――
八十六年の人生を遡る最後の旅が、図らずも浮かび上がらせる壮絶な真実!
日本推理作家協会賞 『愚者の毒』 を超える、魂の戦慄!
過去の断片が、まあさんを苦しめている。それまで理性で抑えつけていたものが溢れ出してきているのだ。彼女の心のつかえを取り除いてあげたい――アイと富士子は、二十年来の友人・益恵を “最後の旅" に連れ出すことにした。それは、益恵がかつて暮らした土地を巡る旅。大津、松山、五島列島……満州からの引揚者だった益恵は、いかにして敗戦の苛酷を生き延び、今日の平穏を得たのか。彼女が隠しつづけてきた秘密とは? 旅の果て、益恵がこれまで見せたことのない感情を露わにした時、老女たちの運命は急転する――。━━━Amazon より
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なんとなく春の兆しがする天気が続いています。このまま春に!とは行かないでしょうが、今年は冬が短そう。例年より暖かい気がしますね。なんて言っていると雪が降ったりしそう(笑)暖かくなるのはいいけど、花粉もともにやって来る。私はシーズンはじめが一番症状がひどく出るので、今、くしゃみやら鼻水が酷いです。早く去ってくれ!
ということで、春はいろいろなものに再会する季節。
それではまた来週!