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【王様のブランチ・BOOK】芦沢央さんインタビュー<神の悪手>(2021年6月26日 )

 

 

 

王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。

 2021年年6月26日分はこちら!!

 今週の特集は芦沢央さんの「神の悪手」です。

神の悪手:芦沢央

 ■内容

羽生善治氏推薦!! 「棋は対話なり」を連想させる作品集です。
凪良ゆう氏悶絶!! 腹が立つほどの傑作。勝負に生きる苛烈さと、その果てにのみ生まれる光に胸が搔き毟られた。たとえ破滅するとしても、この手を選びたい。
驚きと感動の連続!限界に挑む人々の運命の瞬間をとらえた、心揺さぶる将棋ミステリ。26歳までにプロになれなければ退会――苛烈な競争が繰り広げられる棋士の養成機関・奨励会。 リーグ戦最終日前夜、岩城啓一の元に対局相手が訪ねてきて……
追い詰められた男が 将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、驚きの着想でミステリに昇華させた傑作短篇集。━━Amazonより

 

■著者について

1984(昭和59)年、東京生れ。千葉大学文学部卒業。2012(平成24)年、「罪の余白」で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2016年刊『許されようとは思いません』が第38回吉川英治文学新人賞候補に、2018年刊『火のないところに煙は』が第32回山本周五郎賞候補となり、第7回静岡書店大賞を受賞、さらに、第16回本屋大賞にノミネートされる。2020年刊『汚れた手をそこで拭かない』が第164回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞候補となった。ほかの著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『貘の耳たぶ』『僕の神さま』などがある。━Amazonより

 

━━今作について

 

芦沢さん:

 どうしても書きたいアイデアが浮かんで、これを書くことで、これからも小説家としてどんどん書いていけるぞという作品になりました。

 

━━将棋をテーマにした理由は?

 

芦沢さん:

奨励会というシステムに興味があって、将棋以外のすべてを捨てて部活もやらず、友達とも遊ばずひたすら将棋をやってきて、26歳までにプロになれなかった人は放り出されてしまう。このすごく厳しい世界はなんだろう?いつかは将棋小説にチャレンジしてみたいと思っていた。

 

(ここであらすじを紹介)

 

 

 

━━将棋ミステリに泣かされる日が来るとは思っていなかった

 

芦沢さん:

うれしい。夢に追われること、食いつぶされることに興味があった。自分自身が小説家を長く目指していたこともあって、夢の諦め方が分からない時期が長かった。どこで引き返していいかわからない。そのコワさをとことん見つめてみたいなぁと思って書きました。

 

芦沢さん:

せっかく私が将棋を書くのであれば、自分の得意なミステリの手法を使いたいと思っていて、将棋だからこそできるミステリのアイデアを詰め込んでいる。

 

━━将棋を通して書きたかったことは?

 

芦沢さん:

人間は弱かったり間違えたり、ずるいことをしてしまったりとか、弱さを描きながら、それでもすごく強くなれる瞬間がある。人間を信じた作品が書けた。人間というものが好きなんだなと改めて思いました。

 

 

人間の運命の瞬間をとらえた将棋ミステリです。

神の悪手

神の悪手

Amazon

 

 <感想>

芦沢さんにとって、書くことへの意欲がますます強くなった作品のようですね。将棋もミステリも自分にとってはちょっと苦手ですが、そういう人でもどんどん読ませてしまう内容みたですよ。将棋に興味がある人もない人も是非♪

  それではまた来週!

 

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