えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】モダン語の世界へ:山室信一(朝日新聞:2021年7月24日掲載)

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

モダン語の世界へ:山室信一

 

 

今週は読書の欄からピックアップしました。

 

流行語って一体いつまでついていけてたんだろう?と。20代までは余裕で使えてて、30代前半くらいまでは使う使わないは別として「知っている」程度にまぁ関心はあった。しかし、その後はかなりあいまいで、おばちゃんが使うには無理があるだろう、ちょっと痛い感じがする、等々の理由からすっかり離れてしまった。

 

でもその流行語の使い方、ニュアンス、語源なんかを聞くのはやっぱり面白い。喋れないけど、理解できるよ的な感覚は常にあったりする。あ、これって英語みたいです。ペラペラじゃないけど、言ってることは理解できるみたいなね。とは言え、自分が全く知らないまま消えていった言葉も多々あるのだろう。

 

さて、本書は1920年代前後の言葉について書かれている。モダン語は外来語が入ってきたあたりからすさまじいスピードで大量に生まれたようですね。新しい言葉は発想の豊かさからなる。今に通じる言葉がこの年代にたくさんあったのではないかな。そのあたりを探るのも楽しいかもですね。

■内容

モボ・モガが闊歩した一九一〇~三〇年代の日本では、国民の識字率の向上やマスコミの隆盛、日露戦争と第一次世界大戦の勝利など背景に、外来の言葉と文化が爆発的に流れ込んだ。博覧強記で知られる歴史学者が、当時の流行語を軸に、人々の思想や風俗、日本社会の光と影を活写する。『図書』連載のエッセイ、待望の書籍化。━━Amazonより

 

 

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<< 後記>>

ギリギリまで様々な問題勃発で、ヒヤヒヤしたオリンピック開会式。いやぁ、でもこの開会式は本当に複雑な気持ちにさせられるものだったなぁと。華やかな舞台とコロナや災害で実際はかなり厳しい状況の日本。なにかこの二つは別世界のものなのか?と思ってしまうほどギャップがある。

 

そんな中、テスト飛行も含め2日間にわたって自宅の屋上からブルーインパルスを見ることができました。音がしたから周りを見渡すけど見つからない。その音が消え「違ったか....」と思うと、再びスーッと浮かび上がってくるブルーインパルス。この不思議な感じと、口では言い難いほどの恰好よさ、それはそれは感動的でした。母は昭和と令和で東京オリンピック2回目組。ブルーインパルスはとても楽しみにしていたようで、大空に向かって手を振っていました。やがて生まれてくる娘がすでに中年になり、こうして一緒に見ている時間の流れがなんとも感慨深い。私にとってもブルーインパルスは良い思い出になりました。

 台風が接近しているようです。皆さん。どうぞお気をつけを。

それではまた来週!