王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。
2021年年8月14日分はこちら!!
今週の特集は「親子で一緒に感動できる絵本」です。
ぼくモグラ キツネ :馬:チャーリー・マッケジー
イギリスで、2020年最も売れた本。130万部突破!
イギリス在住のライター・ブレイディみかこさんも、
「うっかり読み聞かせると、途中から出てくるのは、言葉ではなく涙です」
とコメント。
■内容
ぼくは、モグラとキツネと馬と、旅に出た。
そこで見つけた本当の“家"とは。
少年とモグラ、キツネ、馬の冒険と心の交流を美しいイラストとともに描いたアート絵本“THE BOY, THE MOLE, THE FOX AND THE HORSE"の日本語版。----Amazonより
*動物たちが語るたくさんの名言が、大人にもお子さんにも響く物語です。
二平方メートルの世界で:前田海音
作者の海音さんとはリモートインタビューです。
前田海音さんは小学5年生。海音さんが書いた作文が、第11回子どもノンフィクション文学賞・小学生の部大賞を受賞。それをもとに今年4月、作文を絵本として出版。
海音さんが入退院を繰り返えしていた時の実体験が描かれている。
海音さん:
入院中に、これは奇跡みたいだと思った。これをたくさんの人々に伝えるのが私の使命だと思って文章にしようと思いました。
(ここで内容紹介)
海音さん:
その時の出来事や気持ちを、できるだけありのままに具体的に書こうと思った。たくさんの人にリアルに体験が伝わるように気を付けました。
わたしを含めて、病気だったりいろいろな境遇ですごしている人が、それぞれ一生懸命生きているってことを誰かが受け止めてくれたら、苦しみとか孤独感を乗り越える一歩目になると思うし、踏み込めた一歩が自分の世界を変えると思います。
*何気ない一日の大切さに気付ける、子どもにも大人にも読んでほしい絵本です。
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<感想>
前田海音さんの絵本のあらすじ紹介を見て、思わず泣いてしまいました。入院することで知る苦しみや孤独。こんな小さな少女が背負うには重すぎることだけど、思わぬところに少女を奮い立たせるものがあった。ほんと、いいお話を聞かせてもらいました。淡々と語る海音さん、だからこそ余計にこの本を書いた意思が伝わってきました。
それではまた来週!
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