えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】溶ける街 透ける路: 多和田葉子(朝日新聞:2021年9月25日掲載)

 

 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

溶ける街 透ける路: 多和田葉子

 

今週は文庫この新刊!の欄からピックアップしました。

 

旅に関するエッセイは、馴染みの方のものを読むのも楽しいけど、初めて知る方の旅エッセイを読むのはもっと楽しい。それは、はじめて行く場所への期待や不安が入り混じる高揚感とどこか似ている。旅エッセイは「これ!」とピンときたら、躊躇なくどんどん出会っていくことをおすすめいたします。素晴らしい一冊に出会える確率がかなり高いですから!

 

今回紹介されていた本書もそんな一冊になりそうな予感がしました。もうタイトルからして文学的で美しい。書評には、

著者が二年ほどで訪れた五十近い町の記憶が詰まった宝石箱だ。

 

二年で五十近い町、すごいペースですが、一体どんな旅をされたのか?とても濃厚そうな時間が流れていそうです。多和田葉子さんは小説もエッセイも未読の作家さんですが、ずっと気になっていました。どうやらエッセイから読むことになりそうです!

 

なにはともあれ、「溶ける街 透ける路」という本のチケットを早く手に入れなければ!今年もそろそろ本のなかでの「秋旅」がはじまる。

 

単行本の装丁が美しいのでこちらも載せておきます。

溶ける街 透ける路

溶ける街 透ける路

Amazon

 

 

 ■内容

――わたしの旅は言葉の旅でもある。多言語の中を通過しながら、日本語の中をも旅する――
「エッセイの元祖」モンテーニュ縁のサンテミリオン、神田神保町を彷彿させる「本の町」ヴュンスドルフ、腕利きのすりが集まるバーゼル、ヘルダーリンがこもったチュービンゲン、エミリー・ディキンソンが生涯過ごしたアマスト、重い記憶を残すアウシュヴィッツ。ブダペストからリガ、アンマンまで、自作の朗読と読者との対話をしながら世界四十八の町を巡り、「旅する作家」が見て、食べて、出逢って、話して、考えた。心と身体を静かに揺さぶる、五十一の断章。━━Amazonより

 

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<< 後記>>

ぐーんと感染者数が減りましたね。単純に喜ばしいと思いますが、一体何が起きたのか?自粛効果と言うけれど、それだけじゃないですよね、きっと。一部ではウイルスが弱毒化してきているみたいな話がある。本当にウイルスって不思議なものですね。一方、ワクチン3回目とか。副反応さえなけばなぁ~。副反応もなく、おとなもこどもも、だれにも安心して接種できる国内産ができればよいのだけど。なんて言ってたら、高齢者の母のもとに恒例の「インフルエンザ」の案内が来ていました。ワクチンばかり打つ1年になっているけど、体への負担とか大丈夫なのかな~と、いろいろ考えてしまいます。

それでは、また来週!!