えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【ラジオ】<中瀬ゆかりのブックソムリエ>灼熱:葉真中顕 2021年10月14日放送 

 

 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2021年10月14日放送分

 

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。

 

 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

 

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?

早速見て行きましょう。 

 

灼熱:葉真中顕(はまなかあき)

灼熱

灼熱

Amazon

 

内容

日本は戦争に勝った!」
無二の親友を引き裂いた「もう一つの戦い」の真実。デマゴギーの流布と分断が進む現代に問う、渾身の巨篇。
沖縄生まれの勇と、ブラジルで生まれ育った日本移民二世のトキオ。一九三四年、日本から最も遠い地・ブラジルの日本人入植地「弥栄村」で出会った二人は、かけがえのない友となるが……。第二次世界大戦後、異郷の地で日本移民を二分し、多数の死傷者を出した「勝ち負け抗争」。共に助け合ってきた人々を過激な抗争へと駆り立てた熱の正体とはなんだったのか。分断が加速しフェイクニュースが横行する現代にこそ問う、圧倒的巨篇。━━Amazonより

 

 

 

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

 

・葉真中さんが5年をかけて手がけた。

・戦後ブラジルで起きた「勝ち負け抗争」という歴史的な事件。

祖国の終戦について異なる考えが分断を呼ぶ。

移民社会の話もとてもよく描かれている。

無二の親友が敵対していく。

・過剰な遠隔地ナショナリズム 

・デマなど信じたいことだけを信じたいという世の中。そこから生まれる悲劇。

今だから読むべき小説。

 

中瀬さん:

分厚くすごい大作ですが、結構一気に読める。しかもこういう時代の背景も勉強になるし、「勝ち負け抗争」のことも初めてこれで詳しく知ることできました。

 

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<感想>

戦争関連のことで私たちが知らないことはまだまだたくさんあると実感。ブラジルで起きた「勝ち負け抗争」もそのひとつです。この小説にはフェイク情報など、デマに対する話もあり、現在の私たちが学べることはたくさんありそうです。「信じたい情報だけを信じたい」って気持ち、SNSではよくあるもんなぁ。

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

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中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。

ではまた!