えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【王様のブランチ・BOOK】ブランチブック大賞2021(2021年12月25日)

 

 

 

 

 毎週たくさんの面白い本や話題の本が紹介されている王様のブランチのBOOKコーナー。1年間で約40作品が紹介されているそう。そのコーナーの1年の総まとめとも言える「ブランチブック大賞」。これまでの大賞作はその後、本屋大賞を獲得する作品も多いとのことです。

 

それでは、今年のブック大賞は.........

六人の嘘つきな大学生:浅倉秋成

 

■内容

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。--Amazonより

 

  

 

著者の浅倉さんに、再びインタビューです。

 

---実は今日お伝えしたいことがありまして「六人の嘘つきな大学生」が、今年のブランチBOOK大賞に決まりました!!

 

浅倉さん:

(すごく驚きながら)感無量です。ありがとうございます。

 

---ミステリの面白さはもちろんなんですけど、その先に描かれる人間の多面性がすごく丁寧に繊細に描かれている。描くにあたって心掛けたことってありますか?

 

浅倉さん:

ちょっと話題になると、ある一面だけを取り上げてこういう人だったんだと、答えを知ったような気になる。どこを切り取るか、どこにスポットライトを当てるか、っていう作業の連続だったので、ある意味どう残酷に切り取るか、だとは思うんですね。

 

---「六人の嘘つきな大学生」は、浅倉さんにとってどのような作品になりましたか?

 

浅倉さん:

作品を出すごとに最高点を出そうとは頑張ってきた。今回はいい意味で、金字塔になった作品。同時にこれを超える作品を今後も紡いでいかないといけないんだろうなっていう作品になりましたね。

 

3月に放送された時のインタビューはこちら

 

 

********

浅倉さん、おめでとうございます。先日もラジオですごく面白かったという話を聞きました。なんとなくですが、来年もじわじわと評判が広がっていくような作品なのではと感じました。

今年のBOOKコーナーはここまでです。来年も毎週たくさんの良書に出会えることを期待しながらこのコーナーを楽しみたいと思います。それではまた来年!