毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。
今週は新書欄からピックアップしました。
【ピックアップ】我が友、スミス:石田夏穂
好奇心ポイント
筋トレしている方、多いですよね。筋トレと言えば部活時代の嫌な記憶しかないわたしにとって、もうあんなツライトレーニングはまっぴらごめんなわけですが、最近筋力の衰えを感じ、がっつりじゃなくても、健康であるためにやる必要はあると感じています。本書はそんな筋トレをテーマにした小説だという。女性と筋トレ、これがどんな話になるのかちょっと興味があります。芥川賞候補作でデビュー作とのこと。いろいろ期待大の作品だと感じます。
内容
【第166回芥川賞候補作】【第45回すばる文学賞佳作】
前代未聞の筋トレ小説、誕生!「別の生き物になりたい」。筋トレに励む会社員・U野は、Gジムで自己流のトレーニングをしていたところ、O島からボディ・ビル大会への出場を勧められ、本格的な筋トレと食事管理を始める。しかし、大会で結果を残すためには筋肉のみならず「女らしさ」も鍛えなければならなかった――。鍛錬の甲斐あって身体は仕上がっていくが、職場では彼氏ができてダイエットをしていると思われ、母からは「ムキムキにならないでよ」と心無い言葉をかけられる。モヤモヤした思いを解消できないまま迎えた大会当日。彼女が決勝の舞台で取った行動とは?世の常識に疑問を投げかける圧巻のデビュー作。(Amazonより)
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筋トレと文章を書くことは全く遠い位置にありそうだけど
「文章は筋トレと一緒。書いて、書き続けて行くことも大事」と。
やはり上手くなるにはなんでも続ける努力は一緒なんだなぁ。
後記
日本はじわじわと暖かくなってきましたね。コロナはまだまだ先が見えませんが、それでも少しずつ感染者数も減って来た模様。花粉と寒暖差で体調がすこぶる悪い毎日ですが、やわらかな日差しを浴びるとホッとします。今週こそは戦争が終わって、明るいニュースが届きますように。
それでは、また来週。