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【王様のブランチ・BOOK】辻堂ゆめさんインタビュー<二重らせんのスイッチ>(2022月年4月30日 )

 

 

 

王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。

 2022年4月30日はこちら!!

 

■二重らせんのスイッチ:辻堂ゆめ

■内容

俺は犯人なのか――。強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。証拠は全て雅樹の犯行を示す!最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。
「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」2015年2月、桐谷雅樹の“日常"は脆くも崩れた。渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。(Amazonより)

■著者について

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。大学在学中、第13回「このミステリーがすごい! 」大賞優秀賞を受賞。2015年『いなくなった私へ』で作家デビュー。清冽な筆致と驚きに溢れた構成で一躍注目作家に。21年『十の輪をくぐる』が第42回吉川英治文学新人賞候補。22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞。他の著作に『あなたのいない記憶』『あの日の交換日記』など。(Amazonより)

■インタビュー

辻堂さん:

これまで書いて来た作品の中で一番疾走感を大切にした。これぞエンタメみたいなストーリー展開が出来たんじゃないかなって個人的には。

 

―――まさかこんなこと起きるわけないと、笑い話で終わるようなことが実際に起きてしまう。恐怖体験のような(笑)

 

 

 

辻堂さん:

一卵性の双子の子って、やっぱり中身は違う。その辺が神秘的だなって思っていた。もし自分が別の環境にいたら全く別人だったのか、それとも別の環境にいたとしても、今の自分なのかっていう全く答えの出ない問題なんですけど、それを最初から最後まで考え続けた作品になった。

 

―――自分の中の今あるアイデンティティの境目みたいなものをすごく考えさせられました。

 

辻堂さん:

この「二重らせんのスイッチ」は、エンターテーメントでありミステリなので、謎がどう展開して、どう回収されていくかもちろん重要なんですけど、謎が解けたことによって登場人物たちの関係がどう変わっていくか、というところに一番力を入れて書いた。そこまで描き切ってこそのこの作品の魅力したいなと思って。

 

*最後の最後まで驚きにあふれた傑作ミステリーです。

■感想

エンタメにどっぷり浸れそうな1冊ですね!お名前の「辻堂」ってあの湘南の?と思いちょっと調べてみたら、やはり出身地をペンネームにされているとか。今回辻堂さんのことは初めて知ったのですが、すでにたくさんの作品を出版され、賞もたくさん受賞されているようです。しかも東大在学中から作品を作っていたとか。これから楽しみな作家さんですね!

それではまた来週!

 

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