王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。
2022年8月20日こちら!!
■汝、星のごとく:凪良ゆう
■内容
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。(Amazonより)
■著者について
京都市在住。2006年にBL作品にてデビューし、代表作に21年に連続TVドラマ化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年非BL作品である『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。本書は約2年ぶりの長編となる。(Amazonより)
■インタビュー
―――恋愛って難しいですよね。
凪良さん:
まぁ―難しいですよね。恋愛に限らず人と人の関係ってとても難しいなって思いながら書きました。
―――子どもはやっぱり親を選べない、親の生き方が影響している。
凪良さん:
これは影響受けざるを得ないんですよね。今はよく「親ガチャ」「毒親」とか親に関するパワーワードが多い時代。生まれた時に人生の何割かが決まってしまう。よっぽどの運や才能がないとなかなか這い上がれない時代だから、どこの家に生まれて来るかがとても大事になる凄く切ない時代だなと思います。
自分の考えていること、思っていることが、100%そのままの形では伝わらない。それによってすれ違っていく。それは恋愛に限らずどの人間関係にもよくある。すれ違って行く部分は、最初から書きたいところでした。
―――恋愛からスタートしたけど読み終えるとこれは恋愛小説なのか?と思いまして。
凪良さん:
ジャンル分けされるとそっちになるのかもしれませんが、個人的には「人生の小説」だと思っていますので、そういう風に読んでいただけると本当にうれしいです。
*自分らしく生きるとは?彼らの選択に胸を打たれる傑作小説です。
■感想
恋愛小説のようで、実は人生の小説。かなり切ない小説のようですよ。「幅広い世代の方々に読んでもらいたい」と、インタビュアーさんはおしゃっていました。
それでは、また来週!
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