ここではEテレ「理想的本箱 君だけのブックガイド」で紹介された本を掲載しています。
■番組の内容
静かな森の中にある、プライベート・ライブラリー「理想的本箱」。 あなたの漠然とした不安や悩み、好奇心に答えてくれる一冊を、この世に存在する数えきれない本の中から見つけてくれる、小さな図書館です。 これから長い人生を生きていくあなたに素敵なヒントを与えてくれる本を、あなたの心に寄り添って一緒に見つけてゆきます。
■出演者
理想本棚主宰―吉岡里帆(俳優)
理想本棚司書―太田緑ロランス(俳優)
理想本棚選書家―幅允孝(ブックデレクタ―)
今回のテーマは
「母親が嫌いになった時に読む本」です。
(以下、放送内で語られたポイント部分をコンパクトに記載しています)
母ふたりで”家族”はじめしました:小野春
・ステップファミリーの難しい階段を一歩一歩力強く登ってる、そんな方の本。
・悩みながら日々を更新していく。エネルギーあふれる家族。
愛すべき娘たち:よしながふみ
・母とは要するにひとりの不完全な女性。
・3代にわたるストーリー。
ははがうまれる:宮地尚子
・筆者自身の子育てで経験したことをエッセイとしてまとめている。
・母は最初から母ではない。少しずつ母になっていく過程みたいなものを丁寧に書いている。
・お母さんになったばかりの方にもきっと役に立つ。
後記
ひとつのテーマでたった3冊と言えども、本当にいろんな本があるのだなぁーと実感。どの話もちょっと胸がチクチクするような話ばかりだけど、大なり小なり誰もが通る親子間の問題。親の立場、子の立場、本を読むことによってどちらの気持ちも見えて来ることだろう。それでは、また来週。
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オーダーメイドのライブラリーというコンセプトの新番組です。ミニドラマ(映像の帯)や、朗読、くわえて解説で本の紹介するので、大変内容がつかみやすく、作品がぐっと身近に感じられる番組です。老若男女問わず、誰が見ても楽しめると思います。