2023年1月31日の「めざまし8」で紹介された本の内容を掲載しています。
愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1 :佐々木良著
内容
令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1
1300年前に奈良で生まれた万葉集を、現代の奈良弁で訳した本。
本書では、奈良時代の若者の恋歌を“令和の若者言葉”や “奈良の言葉”を使って訳しています。
ワンチャン、〇〇しか勝たん、ならファミリー、ナライガーなどなど……
気難しそうな万葉集も、これなら読めるかも?!
全国の中学校の先生からもご好評いただいています。(Amazonより)
番組で紹介
本書は昨年10月に発売されたそうです。
表紙のこの脱力感からしてパロディー感満載。しかもスマホ持っています!本のタイトルもどっかで聞いたような(笑)
番組では作者の佐々木さんに、発売に至った理由を聞いています。
佐々木さん:
SNSに(原文と一緒に)現代語訳書いてアップしていたんですよ。面白い、面白いっていうコメントがたくさんついて、もっと見たい、もっと見たいっていう連絡をいただいたので、そういう人たちのために、最初の導入として読んでくれたら嬉しいと思いますね。
やはりSNSからですか。最近はSNSから本になることが多いですねー。本書は昨年に発売されたようで、すでにAmazonのカテゴリ「万葉集」部門で1位。ベストセラーになっている模様。(現在売り切れ中のようです)
現代ってことで、今の生活に基づいた歌なのですが、最後に「ww」とか付けちゃったりするのも今っぽい。古典が一気に身近なものに!
後記
古典はなかなかハードルが高いと思われがちですが、こういうものがあると、楽しみながら理解が出来ていいですよね。きっと自分でも詠みたくなるかも!?
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