えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2024>「東京いい店 はやる店」 柏原光太郎著の紹介

 

「東京いい店 はやる店」 柏原光太郎著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2024年7月4日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

東京いい店はやる店:バブル前夜からコロナ後まで (新潮新書 1045)

 

東京いい店はやる店:バブル前夜からコロナ後まで (新潮新書 1045)

 

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・著者はもともと文藝春秋にいたの編集者。編集者以上に美食家として

も有名。

グルメの現代史。ファミレスや何とかダイニングとかのグループ系の歴史、ブームになった店など、懐かしいと思ったり、まだある店には久しぶりに行ってみたくなる。

よだれを流しながら読む本。

・1955年くらいから遡って、それらの歩みを解説。うまくまとめられているので頭の整理がつく

・この本は「私の肉の一部」を表している(笑)

・人によって反応するところが違うと思う。

・フランス料理、イタ飯、エンタメレストラン、フーディー、予約の取れない店などについても。

・「は~~~?」って思う部分も。予約待ち7年とか。

・これ一冊読めばグルメの現代史が解って、めちゃめちゃ飯が食いたくなる

食の表現もめちゃめちゃ的確でおいしそう

 

 

 

 

著者プロフィール

1963年東京都生まれ。ガストロノミープロデューサー。「一般社団法人日本ガストロノミー協会」会長、「食の熱中小学校」校長。食べログのグルメ著名人。慶應義塾大学経済学部卒業後、文藝春秋社に入社。『東京いい店うまい店』編集長、文春文庫編集長、デジタル戦略事業局長などを歴任。著書に『「フーディー」が日本を再生する! 日本美食立国論』がある。(新潮社・著者プロフィールより)

感想

これはバブル期に外食を楽しんでいた人々にとってはものすごく楽しい一冊だと感じました。当時は本当にいろんな店が次々と登場していて、外食に困ることはなかったですねぇ。各々が新しい店とか美味しい店をいつもチェックしていたなぁ。上司にはちょっと良い店にたくさん連れて行ってもらいましたし。まさにあの頃にグルメを学んだという感覚があります。懐かしいと同時にあの頃が羨ましくなったりと、読む前から様々な思いが巡りました。「フーディー」って言葉、初めて知りました(笑)それでは、また来週!

関連本

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。