えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【理想的本箱で紹介された本】君だけのブックガイド「EDITION青春」(2024.9.21)

 

君だけのブックガイド「EDITION青春」をまとめています。

番組内容

静かな森の中にある、プライベート・ライブラリー「理想的本箱」。 あなたの漠然とした不安や悩み、好奇心に答えてくれる一冊を、この世に存在する数えきれない本の中から見つけてくれる、小さな図書館です。 これから長い人生を生きていくあなたに素敵なヒントを与えてくれる本を、あなたの心に寄り添って一緒に見つけてゆきます。

出演者

理想本棚主宰―吉岡里帆(俳優)

理想本棚司書―太田緑ロランス(俳優)

理想本棚選書家―幅允孝(ブックデレクタ―)

 

今回のテーマは「EDITION青春」です。(2024.9.21放送)

これまでに紹介した本から「青春」というテーマで再構成するスペシャル版.村田沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」、笹井宏之「えーえんとくちから」、小澤征爾「ボクの音楽武者修行」を“映像の帯”と未公開分も含むトークで新たな目線から紹介する。さらに「青春」をテーマに、幅允孝が新たな2冊を選書する。

 

(以下、放送内で語られたポイント部分をコンパクトに記載しています)

 

 

 

しろいろの街の、その骨の体温の:村田沙耶香

・教室の小さな価値観に縛られるもどかしさ。

・自分の価値は自分で作る。

・自分のことをもっと愛してやってもいいんだなって思える一冊。

 

 

 

遠浅の部屋:大橋裕之

遠浅の部屋

遠浅の部屋

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・漫画。青春を謳歌したいけど、たどり着かないジレンマ。

・キャラクターの「目」に注目。

・「青春の真っただ中では、青春に気づいていない」ということをこの本は教えてくれる。

えーえんとくちから:笹井宏之

・著者は若くして亡くなっている。

・心の中の想像力が清らか。

・自由な心で遠くを見たことがない世界へ飛び込む。

 

 

 

#Z世代的価値観:竹田ダニエル

・Z世代が今抱える悩み、生きづらさ、社会に対する不安など、もやもやしたものをひとつずつ整理し、そこになんとか理論と言葉をあてがうということを試みるエッセイ集。

・抑圧からの解放、新しい規範を作る。

・ありのままの自分らしく生き続ける探求。

ボクの音楽武者修行:小澤征爾

・小澤さんの修業時代を綴った一冊。

・世界に自分を開いて、運命を手繰り寄せる。

後記

今回は特別編ということで、今までの放送されたものと、新たに幅允孝さんが選書した2冊を加えたものの紹介となりました。来週もこのパターンのようですね。再放送ではないので見逃せません!それでは、また来週。

 

過去の放送分はこちらから。これまで様々なテーマが放送されました。

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オーダーメイドのライブラリーというコンセプトの番組です。ミニドラマ(映像の帯)や、朗読、くわえて解説で本の紹介するので、大変内容がつかみやすく、作品がぐっと身近に感じられる番組です。老若男女問わず、誰が見ても楽しめると思います。