『スターの臨終』小泉信一著の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー!2025年2月6日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・著者は朝日新聞の編集員。大衆文化担当記者。
・ご本人もステージ4の末期がんで余命宣告を受ける中で死と向き合いながら連載。
・刊行待たずして亡くなった。
・本作は俳優や歌手、格闘家など様々な分野で活躍した29人の臨終を取り上げている。
・自分はデーターマンだけでは終わりたくない、人の死についてもっと踏み込んだ記事を書きたいと思うようになった。というところが、この本のベースになっている。
・コラムなので短いけど、びっしりと魅力を伝えている。
・スター孤独を映し出すのが見事。孤独はひとつのキーワード。
・死にゆく過程に人間性が出る。小泉さんが生きていたら、森卓さんのことも書いてもらいたかった。
著者プロフィール
(1961-2024)1961年、神奈川県生まれ。朝日新聞編集委員。管理職に就かず現場を貫いた全国紙唯一の「大衆文化担当」記者。東京社会部の遊軍記者などを経て、編集委員として連載やコラムを担当。著書に『おーい、寅さん』、『裏昭和史探検』など。2024年10月、がんで死去。(新潮社・著者プロフィールより)
感想
森卓さんの死を悼んで、あえてこの本セレクトしたと思われる本日のブックソムリエでした。やっぱり森卓さんと中瀬さんの掛け合いがないのは寂しいなぁ~。....なんてことを想いながら、この本も読んでみたいと思いました。番組は明るかったですけどね。それでは、また来週!
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