えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2025>『多動脳:ADHDの真実』アンデシュ・ハンセン 著の紹介

 

『多動脳:ADHDの真実』アンデシュ・ハンセン著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2025年6月19日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

多動脳―ADHDの真実―(新潮新書) 『スマホ脳』シリーズ

多動脳―ADHDの真実―(新潮新書) 『スマホ脳』シリーズ

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

「スマホ脳」の作者、スウェーデンの精神科医。今や世界的ベストセラー作家。

ADHDの弱点と思われていることが能力になるということが書かれている。

・クリエイティブ、粘り強い、探求心旺盛、ハイパーフォーカス能力もある。

誰にでもADHDの傾向はある。

 

 

 

集中しないことももっと評価されても良いのではないか。

・どうしても弱みにフォーカスされることが多いけど、強みに気づいて人生に活かすにはどうしたらいいのか。自分だけの強みを見つけてほしいというためにこの本を著者は書いている。

・自分や子ども、周りの人なにこういう傾向があるなと思った時に、その強みをどう活かせるか、とてもいいヒントになると思う。

著者プロフィール

1974年スウェーデン生まれ。精神科医。ストックホルム商科大学で経営学修士(MBA)を取得後、ノーベル賞選定で知られる名門カロリンスカ医科大学に入学。現在は王家が名誉院長を務めるストックホルムのソフィアヘメット病院に勤務しながら執筆活動を行い、その傍ら有名テレビ番組でナビゲーターを務めるなど精力的にメディア活動を続ける。『一流の頭脳』は人口1000万人のスウェーデンで60万部が売れ、『スマホ脳』はその後世界的ベストセラーに。『最強脳』『ストレス脳』『メンタル脳』など日本での著作は累計120万部を突破している。(Amazonより)

 

感想

弱みと強み、まさに表裏一体ですよね。とかくマイナス部分に焦点を合わせがちですが、それが強みとして活かすことができるということに、そろそろ気づかなければなりませんね。アンデシュ・ハンセン 氏、次はどんな「脳」の本を書かれるのか、そちらの方も楽しみになってきました。それでは、また来週!

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。