『皇后の碧』阿部智里 著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2025年6月26日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・精霊たちが3つの「風・火・水」に住む世界を描いている。
・後宮ものは阿部さんの得意とするところ。
・主人公のナオミは緑の瞳。それがまた眼前に浮かび上がって来るような美しさ。
・シリウスは悪名高い巨大な人物。ナオミに対しては優しい。(中瀬さんのタイプ)
・皇后の秘密があったりして、ページをめくる手が止まらなくなる。
・ただのファンタジーでなく、ミステリあり、差別意識などがちゃんと根底にあり、想像力をかき立てられながらも考えさせられる。
・誰の推しになるかというのも楽しめる。
・ファンタジーはあまり読んでこなかったけど、これはこの世界観が素晴らしくスーッと入っていけた。
阿部智里著者プロフィール
1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞。2017年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2024年、デビュー作から続く和風大河ファンタジー「八咫烏」シリーズで第9回吉川英治文庫賞を受賞。ほかの著書に『発現』がある。(新潮社・著者プロフィールより)
感想
わたしも中瀬さんと同じくファンタジーはあまり読んでこなかったけど、たまにものすごい世界観のファンタジーに出会ったりすると、ファンタジーもいいなと思います。本作もそんな予感がする1冊。シリーズ化しそうな気配も。それでは、また来週!
★過去のラジオ棚はこちらです。




