『翠雨の人』伊予原伸著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2025年8月21日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・直木賞受賞後の第一作。はじめての評伝。
・「雨は何故降るのだろう?」少女時代に抱いた素朴な疑問。戦前まだ女性が理系の教育を受ける機会に恵まれていない時代から科学の道を志した猿橋勝子氏(1920年東京生まれ)。今の気象庁で研究した女性科学者としても有名。
・しかし功績に対して名前があまり知られていない。そんな勝子の生涯を描いたもの。
・読みながら「朝ドラ、確定じゃない?」と思ってしまう。
・勝子は融通が利かず、頑固で面倒くさい人と言われていた。
・女性としてこういう生き方をこの時代に貫いたことに考えさせられた。
・伊与原氏は科学の要素と人間の温かさを本当に幸せな結婚をさせたような美しい文章で綴っている。伊与原ワールドも堪能できる。
伊与原新プロフィール
1972年、大阪生れ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞。2019年、『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、静岡書店大賞、未来屋小説大賞を受賞。2024年、『宙(そら)わたる教室』が第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)に選出、NHKでドラマ化され話題となる。2025年、『藍を継ぐ海』で第172回直木三十五賞を受賞。(新潮社・著者プロフィールより)
感想
伊与原さんの作品のタイトルを眺めてみましたが、確かに科学の話が絡んでいるものが多いですね。直木賞受賞作の「藍を継ぐ海」も面白そうなのでどちらから読もうかと迷います(笑)
余談ですが、ここ数週、中瀬さんがパートナーの白川さんの話をされる場面が多かったです。そのたびになんか涙が出そうになるのですが、この上なく相思相愛であった白川さんと中瀬さん。そんな白川さんのエッセイを読んでみました。お二人の生活していた風景や、白川さんのお人柄がしっかり感じられるエッセイでした。書評を書こうか迷いましたがやめました。なんかおふたりの思い出にしゃしゃり出るのもいけない気がしちゃって(笑)微笑ましいお話満載。この本を開けば中瀬さん、ずっと白川さんと永遠にお喋りしている感覚でいられるんじゃないかな。最高の贈り物を遺されたんだなぁと。おすすめです。それでは、また来週!
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