王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。

インタビュー
野宮さん:
なんかずっとドッキリかなって思っていました(笑)東野圭吾さんとかコメントを頂けるとか、自分の作品を読んでいただけるのが、本当に光栄ですし、信じられなかったです。
―――本当に面白かったです。ずっとドキドキ・ハラハラ、綱渡りのような状況で、これどうなっちゃうの?と思って、読む手が止まらなくて、一気読みしちゃいました。
―――自分が実際営業で、営業先に死体があったら普通に困りますよね。どういうこと?って。ここから何か起きるなとワクワクもありました。
野宮さん:
営業って営業マンがいて、お客様がいて、見えないところにいっぱい競合他社が群がっている。その構図がミステリ的というか、ミステリの頭脳戦とかと親和性が高いなと思って、それをミステリに落とし込みたいと思ったのが最初のきっかけです。
野宮さん:
(鳥井は)生き延びるために自分を殺し屋の営業マンとして売り込んでいく。そのシーンが一番力を入れて書きました。
―――そのシーンを読んだ時、「ここからなにか面白いことが起こるぞ」と思いながら読んでいました。
野宮さん:
読者も殺し屋も全員が納得して鳥井から説得されなきゃいけない。そこのロジックを組み上げるのは結構意識しました。鳥井のセリフ、ひとつひとつはかなりこだわってやっていますね。
―――2週間で2億円。もうこれ無理じゃない?って思いましたけど。
野宮さん:
まず絶対無理だろうと読者に思わせたかったのと、鳥井がいったん命が助かって、そのあとすぐ突き落とされるのを見たかったので(笑)
―――ここから鳥井がどうやって物語を展開させていくのか、読んでみないと分らないですよね。
野宮さん:
最後の一文が一番気に入っていて、ここですべての読者に鳥肌を立ててもらおうと思って書いたので、それを是非楽しみに読んでいただければ。
―――震えました!
* 果たして、鳥井の前代未聞の命がけの営業はうまくいくのか?
野宮有プロフィール
1993年福岡県生まれ。長崎大学経済学部卒業。2018年第25回電撃小説大賞で選考委員奨励賞を受賞し作家デビュー。以降の著書に『愛に殺された僕たちは』『ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人』『どうせ、この夏は終わる』等。「少年ジャンプ+」では漫画原作者として『魔法少女と麻薬戦争』連載中。(Amazonより)
ひとこと
インタビュアーの方、「最近読んだ本で何が面白かった?」って聞かれたら、迷わずこれとおっしゃっていました。インタビューもかなり興奮して話されていたから、本当に面白かったのだ~って感じました。東野圭吾さんや湊かなえさんも読んで高評価だったみたいですし、これは見逃せない1冊ですね。それでは、また来週。






