えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2025>『人間・明石家さんま 』 吉川圭三著の紹介

 

『人間・明石家さんま 』 吉川圭三著の紹介です。

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2025年10月30日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

人間・明石家さんま(新潮新書)

人間・明石家さんま(新潮新書)

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・著者は元名物日本テレビのプロデューサー。35年にわたり親交の深いさんまさんとの豊富なエピソードとともに、明石家さんまの人間像に肉迫した一冊。

・毎年正月にはオーストラリアについて行ってずっと過ごすなど、関係性の密度は一番濃いのではないかと思う。

・放送や撮影現場だけではわからない。楽屋から「さんま劇場」は始まっている

・さんまさんは自分のことを書くのも書かれるのも嫌。そういうものは全部断ってきている。吉川さんも10年前に提案したけど断られたが諦めていなかった。

 

 

 

・さんまさんは驚異的なエネルギー持ってをいて、朝からゴルフをしまくり、一晩中喋りまくり飲み倒す。一緒にいる人たちの大変だったエピソードなども。

生きている間はお笑いのトレーニング

・番組作りに関しては怖いくらい妥協は許されない面がある。

マイクタイソンと共演のエピソードなども。

・吉川さんの尽くしぶりや、さんまさんとの相性の良さが感じられる。長くそばに居た人だからこその細かい観察、素顔やエピソードが全部ある。35年分のエキスがまとめられ、贅沢極まりない1冊

人間力や絶対的なやさしさ、シビアさがお笑いモンスターを作り上げている。

・引退はスピードとテンポがなくなった時と自分のことも厳しく見ている

著者プロフィール

1957(昭和32)年東京下町生まれ。早稲田大学理工学部卒。1982年日本テレビ入社、「世界まる見え!テレビ特捜部」「笑ってコラえて!」等のヒット番組を手掛ける。ドワンゴ、KADOKAWAを経て2025年10月現在は映像プロデューサー。『たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場』等著書多数。(新潮社・著者プロフィールより)

感想

さんまさん、もう70歳なんですね。ずっと老けないイメージが(笑)芸能生活は長いけど確かにさんまさんに関する書籍はなかったですよね。いろんな人がさんまさんのことを語ってきましたが、まだまだ面白いエピソードがたありそうですねぇ。とても貴重な一冊。それでは、また来週!

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。