えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【王様のブランチ・BOOK】ブランチブック大賞2025&年間ランキング(2025年12月27日)

 

ブランチブック大賞2025の内容をまとめて紹介しています。

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はじめに

毎週たくさんの面白い本や話題の本が紹介されている王様のブランチのBOOKコーナー。今年1年の総まとめとも言える「ブランチブック大賞」が発表されました。これまでの大賞作はその後、本屋大賞を獲得する作品も多いとのことです。ぜひ、注目しましょう~。

今年のブランチブック大賞は.........

殺し屋の営業術:野宮有

殺し屋の営業術

殺し屋の営業術

内容

営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。アポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。
絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。「今月のノルマはいくらでしょう? 売上目標は?」「契約率は25%……、残念ながら、かなり低いと言わざるを得ません」「どうしてこんな状況に陥るまでプロの営業を雇わなかったんですか?」そう……これは商談なのだ。研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、場の空気を掌握する鳥井。「あなたは幸運です。私を雇いませんか? この命に代えて、あなたを救って差し上げます」
契約成立。鳥井は、殺人請負会社に入社することに。前代未聞の、「命がけの営業」が始まる――。常識を覆す発想から走り出す、ジェットコースター・ミステリー!--Amazonより

受賞インタビュー

―――今の率直なご感想は?

 

野宮さん:

まずは花束に驚いているんですけど(笑)本当にうれしいことだなと思います。ありがとうございます。

 

―――野宮さんにとってどんな作品になったりましたか?

 

野宮さん:

実は新卒で入った営業の部署を半年でクビになっている。営業が向いてないんで。それが何年か経って、営業の話で大賞をとれたのがすごく感慨深い。

 

 

 

 

 

―――これまで合法で営業をやってきた鳥井が、殺し屋との出会いでガラッと裏の世界に引き込まれて行ったときに、怪物が誕生したような、その瞬間がすごく見ごたえがあった。

 

野宮さん:

どの仕事をされている方もそうだと思うんですけど、実際の仕事と自分のやりたいことが嚙み合っていないと、虚無感というか、苦しさを覚えるんじゃないかなと思っていて。本当にやりたいことを見つけていく中で、自己実現の話でもある。やっていることは結構ひどいんですけど、結構普遍的なテーマになったかなと思います。

 

次々に予想のつかない展開が襲いかかってくるような話なので、ジェットコースターに乗る気持ちで読んでもらえたら嬉しい。

 

年末年始に続編の締め切りがあるので、それをちょっと頑張って書きます。いつ出るかはまだちょっと分からないですけど。

9月に放送された時のインタビューはこちら

matome.readingkbird.com

2025年ブランチ年間ランキング

1位 カフネ

2位 変な地図

3位 謎の香りはパン屋から

4位 成瀬は都を駆け抜ける (「成瀬」シリーズ)

5位 マスカレード・ライフ

6位 イン・ザ・メガチャーチ (日本経済新聞出版)

7位 近畿地方のある場所について

8位 NHK 3か月でマスターする 絵を描く 2025年 4月~6月 [雑誌] (NHKテキスト)

9位 3か月でマスターする 江戸時代 (NHKシリーズ)

10位 GOAT Summer 2025

後記

野宮有さんおめでとうございます。営業の仕事がクビになって、その後、この小説が生まれてブランチ大賞に輝く。本当、何がどう転ぶか人生は分かりませんよね。と同時に、思ってもないところで経験が活かされることもあるんだなぁ~と。続編も書いているとのことです。来年、また読める楽しみが確保できましたね(笑)

それでは、来年もたくさん良い本に出合えますように。