王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。

インタビュー
―――今の率直なお気持ちをお聞かせください。
朝井さん:
めちゃくちゃ嬉しいです。髪の毛をお花みたいな色(紫)にしてきて良かったなと思いました。
―――とても素敵です。
―――今作は朝井さんにとってどのような作品になりましたか?
朝井さん:
帯にですね「最新作兼原点」のような作品です。と書いていまして、「桐島、部活やめるってよ」っていう一発ギャグみたいなタイトルの小説でデビューしてるんですが、その時に書きたいなと思ったことが、高校の時のぎゅぎゅう詰め込んだ人間関係の感覚が、大学生になってすぐ忘れちゃうんだ!と思って、現象として標本みたいに残しておきたいとという気持ちがあった。今回の「イン・ザ・メガチャーチ」という作品も、どのキャラクターの物語を書きたいというよりは、今この世界にある匂い、感覚を標本みたいにそのまま小説という形で残せないかなと思って書いた作品。デビューしたときのモチベーションと重なるところがあったので、「最新作兼原点」。
―――最初、推し活という大きな要素から入った時と、想像できないくらいこんなに自分の人生について考えさせられるんだと驚きでした。
朝井さん:
小説のいいところって騙し討ちできることと思っているので、推し活とか「へぇ~」って思う人が多そうなところを一層目に用意しておいて、それを門構えとして「入りやすいですよ~」ってしておいて中でどういうことを書くかがひとつ勝負どころかなって。今回思わぬ場所に連れて行かれた気持ちになったらいいなって気持ちでした。
―――推し活に興味がある人はもちろん読んで共感すると思うんですけど、自分が無縁だと思っている人こそ刺さるんじゃないかなと思いました。最後にこれから読む人へのメッセージを。
朝井さん;
読んでいただければきっとこのラベンダー色の髪の毛の色の理由もわかるのではないでしょうか。
*熱狂的な推し活に焦点を当て、現代社会を切り取った2026年本屋大賞受賞作です。
ひとこと
最初から最後まで「髪の毛の色」という謎が残りました(笑)紫なんですね。一体この色になにがあるんだろう~って....本で確認するしかない。気になりすぎる!朝井さん、宣伝上手だなぁ!本作はもちろん読みたいのですが、そろそろ朝井さんのエッセイを読みたいと思う今日この頃。とにもかくにも、今回は人気候補作品が多い中からの受賞、本当におめでとうございます。益々のご活躍を。
発掘部門2026
本屋大賞のもう一つの楽しみは発掘部門!今年はこちらの作品が選ばれました。





