えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2026>『異常に非ず』桜木紫乃 著の紹介

 

『異常に非ず』桜木紫乃著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2026年5月21日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

異常に非ず

異常に非ず

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

一人の小説家の到達点だと思う小説でした。すごかった!

・読んだ人はみんないう「ものが違う」と。

昭和54年大阪で実際に起きた銀行立てこもり事件がモデルになっている。4人を殺害した立てこもり犯。

・犯人を説得するために母親を呼ぶが、その母親の行動も奇異。息子の説得に行く前に2時間いなくなり、なんと美容院に行って髪をセットしていたという。

親子ともども貧しい家庭に生まれた。遊郭に売られた過去もある。

・母親は息子の母親であることに誇りを持っている。

 

 

 

作家の想像力のすさまじさに心を打たれる。ひとつのドキュメンタリーを読んでいる感覚になる。すごい迫力で迫って来る。

犯人の恋人の美しい女性、犯人とはクラブで知り合う。

記者たちの物語でもあり、この3人の共依存の関係が謎解きのよう。

・これはスゴイ物を読んじゃったなって感じ。

・読むとこの時代を生きている感じにもなる。

感想

いや~うっすら覚えているけど、ものすごく恐ろしい事件だったのですね。読む予定ですので、これは期待しちゃいます。それでは、また来週!

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。