王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。

インタビュー
―――今の世界の地続きに本当にこんな世界があるのかもしれない。恐ろしくもあり、すごく面白くて、ずっと目ガン開きで読んでいました。
武田さん:
ありがとうございます。すごく嬉しいです。この不思議な世界で未来に生きる人たちが、何を感じて何を考えているかフューチャーしたお話。すきな人はすきなんじゃないかと思っています。
武田さん:
2年前くらいに出産をしまして、その時に出産の情報を得る機会が多く、「感情の記録」を残したくて書こうと思った作品だった。
―――その後経験があって、なぜ未来のお話を?
武田さん:
出産に対して、SNSとかで心無い言葉が目につきやすい、「好きで産んだんでしょ?」「自己責任だよ」など、本当は社会に利益があるのにそこの要素は無視されて「自己責任」にされているのが不思議で。本当に出産という行為ぞのものが自己責任になった世界ってどうなのか?と思って。人が子供を産まなくても人口が維持できる世界を書いた流れでした。
思考が全然違うふたりが一緒にいる。一緒にいることそのものに価値があると思っていて、お互いに根掘り葉掘り深く人間の根っこのところまで理解しなくても、人間って一緒にいて時間を共有するだけでなにか価値があるのではと思っていて、その感覚が強く作品に影響しているところですね。
*出産の必要としない世界を通して、生きる意味、そして家族の在り方を問いかけられる一冊です。
ひとこと
もしこうなったらの未来世界の話って、他の作家さんちも結構書いていて、読むたびにちょっとしたホラーに近い感覚が残るんですよね~。武田さんの本作も変わった世界体験が間違えなくできそうです。それでは、また来週。




