ニッポン放送あなたとハッピー!2023年4月6日放送分
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!
毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
袴田事件 これでも死刑なのか:小石勝朗
作品内容
1966年に静岡県清水市で発生した、強盗殺人放火事件。袴田巌さんは逮捕され、一貫して無罪を主張したが、1980年に最高裁で死刑が確定した。2014年に静岡地裁が再審開始を決定、死刑及び拘置の執行停止を命じ、48年ぶりに釈放された。しかし、2018年6月11日に東京高裁は再審開始を認めず、再審請求を棄却した。弁護側は今後、最高裁に特別抗告をする見込みだ。
静岡地裁への再審請求審の過程で、違法取調べ、自白強要、証拠偽造など幾多のおかしな点があぶり出された。再審請求審の全体を振り返りながら捜査や裁判の問題点を説き起こし、死刑冤罪が現代の司法に突き付ける教訓を考える。(Amazonより)
小石勝朗(こいし・かつろう)・プロフィール
朝日新聞などの記者として24年間、各地で勤務した後、2011年からフリーライター。冤罪、憲法、原発、地方自治、基地などの社会問題を中心に幅広く取材し、雑誌やウェブに執筆している(Amazonより)
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・少し前に出た本ですが、いま改めて読むべき本。
・事件発生から57年かかかっている。
・捜査機関の証拠の捏造か?
・とんでもない事例なのに、興味を持って見ている人が少ない。巷で話題になっていない。非常に由々しきことである。
・明日死刑になるかもしれないという怯えた状況での獄中生活。
・姉が前面に立って弟のために戦ってきた。そのドキュメントでもある。
・袴田関係本は色々出ているけど、これが一番コンパクトにこれまでの流れを知ることが出来る。
そして、こちらも宣伝ということで・・・
やくみつるのエキセントリック・ジャーニー
・旅のエピソードや、そこで買い漁ってきたものを載せたもの。
・オールカラー、やくさんのイラストもふんだんに。地図、みやげものなどの美しさ。
・厳選されたごくごく一部だそう。国ごとにまとめている。
・やくさんの奥様の写真も!
感想
本日は中瀬さんがお休みで、やくみつるさんがブックソムリエを務めました。中瀬さんが、このコーナーになると急に真面目になるってことで、やくさんも言うべき点をまとめて来たそう。「袴田事件」は、確かに私もよく知らなかったりするので、一度読んでみようと思いました。というか、やくさんの本もめちゃめちゃ面白そう!こちらも読みます(笑)それでは、また来週!
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