王様のブランチのマンガLOVERSコーナーで秦さんがご紹介されました。2度目の登場とのことです。さて、どんな本が紹介されるのでしょうか?見て行きましょう。
秦さん:
祖母の家が本屋さんだったですよ。少年ジャンプとか、開店前にコッソリ読んでいた。
スラムダンク読んでいたからかバスケ部でしたし、すごく影響を受けながら過ごしていた。
まず1冊目はこちら。心に静かな風が吹き抜けるヒューマンドラマ
水は海に向かって流れる:田島列島
秦さん:
話的には結構入り組んでいる。読み終わった時に、心にしずかに風が吹く、いい気持になれる本でしたね。
主人公が関係性をよくしようとか、色々もがく感じがすごく愛らしい。大人になって行く感じもあって好きですね。
━━(読んで)ご自身の高校生活も思い出されましたか?
秦さん:
しないですね!(笑)そんな複雑な関係性のなかにいなかった。男子校だったんで、何もない状態。僕にはまったくなっかたので、キュンとする。
2冊目はこちら。ぐいぐい引き込まれる青春マンガ。
三日月のドラゴン:長尾謙一郎
秦さん:
長尾さんの作品で「おしゃれ手帖」っていうのがあって、ギャグマンガなんですよ。それ、高校生くらいの時、男同士でワイワイ盛り上がっていたギャグマンガだったんですけど、時を経てこの本を書かれているという事を知って。めちゃくちゃストーリーマンガで、空手を覚えて主人公が強くなっていく話なんですけど、ぐいぐい引き込まれてくる。これが何故なのかは、自分でもわからない。
秦さん:
一途で強くなりたい思いの原動力が、相手をやっつけたいというよりは、自分の大事な人を守れる自分になりたいところから始まるんで、余計応援したくなる。作中の少年の周りの人たちも、少年のことを応援したくなる。自分も一読者としてガンバレと思う。
3冊目はこちら。最新巻が待ちきれないファンタジーマンガ。
とんがり帽子のアトリエ:白浜鴎
秦さん:
魔法ってものに対して設定が自分にとってすごく新鮮。キーフリー先生が、弟子たちを優しく見守っていて、突き放すこともなくという距離感がすごくいい世界だと思う。早く次の巻が出ないかな。
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<感想>
秦さんの選んだ三冊は、どれも優しい雰囲気のマンガなだなぁと感じました。それは秦さんの音楽にも通じるものがあるんだろうなぁ。
それではまた来週!
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