えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2024>『アローン・アゲイン』青木冨貴子著の紹介

 

『アローン・アゲイン』青木冨貴子著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2024年4月11日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

アローン・アゲイン:最愛の夫ピート・ハミルをなくして

アローン・アゲイン:最愛の夫ピート・ハミルをなくして

 

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・著者の夫のピート・ハミル氏は非常に有名なジャーナリスト・作家・コラムニスト。

・青木さんとハミル氏は日本で1984年、取材で知り合う

・その後手紙のやり取りがありNYで再会

ハミル氏はモテるだけに、その辺の青木さんの試練も書かれている。

・ユーモアセンスのあるハミル氏のエピソードが面白い。

・いい人の話より悪い奴の話の方が刺激的だったりする。

 

 

 

 

・青木さんは結婚しない女と呼ばれていたが、プレイボーイと結婚し、山あり谷ありの日常生活。

・運命的な出会いから、ハミル氏が一足先に旅立つまでの時間を丁寧に描く

・メソメソした雰囲気ではない、知的な本。(二人の)距離感もグッとくる。

・結婚は必ずどちらかが先に旅立つ。ひとりになった時の心構えにもなる一冊でもある。

著者プロフィール

1948(昭和23)年東京生まれ。作家。1984年渡米し、「ニューズウィーク日本版」ニューヨーク支局長を3年間務める。1987年作家のピート・ハミル氏と結婚。著書に『ライカでグッドバイ――カメラマン沢田教一が撃たれた日』『たまらなく日本人』『ニューヨーカーズ』『目撃 アメリカ崩壊』『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く―』『昭和天皇とワシントンを結んだ男――「パケナム日記」が語る日本占領』『GHQと戦った女 沢田美喜』など。ニューヨーク在住。(新潮社・著者プロフィールより)

感想

お二人のことは存じませんでしたが(あとで検索したらハミルさんは見たことがありました)、とても深い話が詰まってそうな一冊。パートナー無きあとの世界、こうして文章にして心を癒していくこともありだと感じました。「ひとりになる覚悟」なかなか大変なことですが、心構えをする意味でも、こういった話は読んでおくといいかもしれませんね。それでは、また来週!

お知らせ

中瀬ゆかりさんの「珠玉のコレクション」ということで、セット販売が始まっていますよ~。購入特典も付くみたいなのでお得!お見逃しなく。完売してまた販売をを繰り返しているそうですよ!

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。