えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【理想的本箱で紹介された本】君だけのブックガイド「時間に追われている時に読む本」(2024.4.13)

 

君だけのブックガイド「時間に追われている時に読む本」をまとめています。

番組内容

静かな森の中にある、プライベート・ライブラリー「理想的本箱」。 あなたの漠然とした不安や悩み、好奇心に答えてくれる一冊を、この世に存在する数えきれない本の中から見つけてくれる、小さな図書館です。 これから長い人生を生きていくあなたに素敵なヒントを与えてくれる本を、あなたの心に寄り添って一緒に見つけてゆきます。

出演者

理想本棚主宰―吉岡里帆(俳優)

理想本棚司書―太田緑ロランス(俳優)

理想本棚選書家―幅允孝(ブックデレクタ―)

 

今回のテーマは「時間に追われている時に読む本」です。(2024.4.13放送)

(以下、放送内で語られたポイント部分をコンパクトに記載しています)

 

 

 

今週の3冊

時間のかかる読書:宮沢章夫

 

・単行本のほうのサブタイトルは「横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず」。

・宮沢さんが横光利一の「機械」という作品を11年間にわたって脱線と停滞を繰り返して読み続けた読書日記。

・1時間位で読める短編を11年かけて読むという。

・遅い読書ゆえ見えてくるもの、辿り着ける場所があることを教えてくれる。

・敢えてぐずぐずして、ぐずぐずを楽しむ。

 

 

 

 

まばたき:穂村弘・酒井駒子

 

・とても短い絵本。手に取ってページをめくると、ハッとさせられる時間の旅を経験することが出来る。

・一瞬と一生が一冊の中で美しく溶け合った不思議な絵本。

・1枚目と2枚目同じような絵が続くけど、よくよく見るとちょっと違う。それによって予感とか予兆みたいなものが本の中に広がって来る。

・「みつあみちゃん」だけは、1、2枚目同じ絵、何故なのか?いろいろな解釈が出来る。

 

 

 

 

百年と一日:柴崎友香

百年と一日

百年と一日

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・33話の短編小説。それぞれに長いタイトルが付けられている。

・一日の出来事が、百年先の何かと繋がる静かな「縁」の短編。

・確固とした時間の流れの強さを感じさせてくれる作品。

 

後記

今週は何といっても「まばたき」の絵本に釘付け。かなり中身を紹介してくれましたが、これがまたドキリとする場面があったりで。この絵本、文字はほとんどなかったけど、ものすごいインパクトが強い。ホント、短時間なのに、ハッとさせられっぱなしでした。自分の手でページをめくってみたい!そんな風に思いました。それでは、また来週。

 

過去の放送分はこちらから。これまで様々なテーマが放送されました。

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オーダーメイドのライブラリーというコンセプトの番組です。ミニドラマ(映像の帯)や、朗読、くわえて解説で本の紹介するので、大変内容がつかみやすく、作品がぐっと身近に感じられる番組です。老若男女問わず、誰が見ても楽しめると思います。