えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2024>『教養としてのイギリス貴族入門 』君塚直隆 著の紹介

 

「教養としてのイギリス入門」:君塚直隆著の紹介です。

ニッポン放送あなたとハッピー!2024年4月25日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

教養としてのイギリス貴族入門 (新潮新書 1034)

教養としてのイギリス貴族入門 (新潮新書 1034)

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・今、とても好評でよく売れていて増刷した。

英国貴族のガイドブック的一冊で、これを読むば英国貴族とはどういうものなのか、などがよく解る。

ダウントンアビー、これ読んでたらもっと理解できたのになって思った。

・優雅な生活をイメージしがちだけど、意外に苦労もある

・幾度ものピンチがあったけど、大英帝国を支え続ける貴族の逞しさはどこから来ているのか?

・持てるものの知られざる困難と苦悩を辿りながら、1000年を超えて受け継がれるイギリス貴族たちの本質に迫る。

 

 

 

 

・カーディガンとは、カーディガン伯爵がクリミア戦争で愛用した服装が由来。

・サンドウィッチは、第4代サンドウィッチ伯爵が由来。

・競馬のダービーはダービー伯爵が由来。

・我々の生活の中に貴族の名前がたくさん残っている

・日常の面白ネタ、雑学も入っているし、貴族の歴史、姿がものすごく詳しく描かれている。

・特にダウントアビーを観てきた方々は必読かも。

著者プロフィール

一九六七(昭和四十二)年東京都生まれ。関東学院大学国際文化学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』(サントリー学芸賞受賞)、『悪党たちの大英帝国』『ヴィクトリア女王』『物語 イギリスの歴史』『貴族とは何か』他多数。(Amazonより)

感想

イギリス貴族の話って、興味がある人が多いみたいですね。わたしもイギリスの貴族やメイドの話が大好きで、ダウントンアビーも観ていました。垣花さんも中瀬さんもダウントンアビーの話で大興奮されていました(笑)あのドラマを観ていると、結構「え~」なんて思うような慣習も数多くあったので、本書を読んだらそのあたりがスッキリするかもですね。というか、本日前半のコーナーで紹介された元議員の話の中瀬さんの音読が可笑しくて何度も吹き出してしまいました(笑)タイムフリーでも聞けるので、お時間ある方は是非。もう、ほんと、中瀬さん面白すぎる!それでは、また来週!

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。