『ショートケーキは背中から』 平野紗季子著の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー!2024年9月12日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・著者はフードエッセイスト。小学校の頃から食日記をつけている。大学生でブログが話題になり、そこから文筆業へ。
・今回は10年分のテキストから厳選したエッセイ。
・消えていく食事を言葉で残すことにこだわりを持っている。
・感性の言語化が瑞々しく表現されている。
・「おみくじを何回引いても大吉味」このような、なかなか言えない例えの表現をする。
・食事中は常にメモを取っている。
・自分が出会った味と、それを言葉とした時のズレを少しでも薄くするため推敲を重ねている。
・日本語のバリエーションのすさまじさ、バチっとハマった時にこんなに美しく官能的に面白くなるなんだってことを改めて教えてくれる。
・平野さんのワードセンスはたまらない。
・発売4日ですぐ増刷し、その3日後くらいにさらに増刷たくらい今売れている。
・ページによってレイアウトも変わっていて工夫されている。
・味の星座をみんなで作りましょう。
平野紗季子プロフィール
1991年生まれ、福岡県出身。フードエッセイスト、フードディレクター。小学生の頃から食日記をつけ続け、大学在学中に日々の食生活を綴ったブログが話題となり文筆活動をスタート。2024年8月現在は執筆に加え、ラジオ/Podcast番組「味な副音声」のパーソナリティ、菓子ブランド「(NO) RAISIN SANDWICH」の代表を務めるなど、活動は多岐に渡る。著書に『生まれた時からアルデンテ』、『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』、『味な店 完全版』などがある。(新潮社・著者プロフィールより)
感想
タイトルの意味がわからなかったのですが、ショートケーキは後ろの広い面から食べ、最後に尖った部分を食べると収まりがいいという意味らしい(笑)これだけ見ても、平野さんの表現のユニークさを感じられますよね。中瀬さんが絶賛する「表現力」に興味津々です。確かに食や味の表現って難しいですよねぇ。勉強にもなりそうです。それでは、また来週!
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