えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞書評ピックアップ】朝日新聞2020年2月8日掲載分 

 

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

 

今週はどんな本が登場しているのでしょうか?見て行きましょう。

 

 

 

一冊目はこれ!

 

交通誘導員ヨレヨレ日記:柏耕一
交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます

交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます

  • 作者:柏耕一
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2019/07/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

現場を知っている人ならではのお仕事本は、意外なことを知れるチャンス!とばかりにたまに読みます。コンビニ店員、書店員、葬儀会社員等々、その業界ならではの裏話。知る前と後ではやはり視点が変わる。今回紹介されている本は「交通誘導員」。毎日、様々な人や車を誘導するお仕事。トラブルも含め色々ありそうですね。

 

書評は宮田珠己(エッセイスト)さん。

「売れて本」のコーナーに掲載されていました。宮田さんの書評から、やはりこのお仕事の過酷さが感じ取れます。酷暑の時期など本当に頭の下がる思いで誘導員さんの前を通っていることを思い出しました。著者の場合、日当が9000円前後と言う。そんな交通誘導員のお仕事事情、一体どんな世界なのでしょうか?「現場でものいう<年の功>」という書評タイトル。年輩者ならではの視点が期待できそうです。

 

 

喜びも笑いも涙もすべて路上にあり。
「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する交通誘導員の実態を、悲哀と笑いで描き出す――すべて実話の生々しさ――

全国55万人強の警備員の主流をなしている「交通誘導員」の人間臭いドラマを克明に描いた初めての作品。通行人にクレーム入れられ、現場監督に怒鳴られ、警察に注意され……。それでも私は今日も路上に立つ。

Amazon内容説明より

 

 

 

次の三冊は、バレンタインが近いからでしょうか?今週はチョコレートにまつわる本が掲載されていました。

 

 

チョコレートの歴史:ソフィー・D・コウ
チョコレートの歴史 (河出文庫)

チョコレートの歴史 (河出文庫)

 

 

「神々の食物」の味わい深い文化史。謎の多い植物カカオ、マヤ・アステカの宗教儀式の象徴、香料、薬効、媚薬、滋養、催淫、そして貴族の飲み物から大衆化に至る壮大な物語を描く名著。甘美な味に隠された驚くべき壮大な物語。 Amazon内容紹介より

 

チョコレートの事実:キャロル・オフ
チョコレートの真実 [DIPシリーズ]

チョコレートの真実 [DIPシリーズ]

  • 作者:キャロル・オフ
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2007/08/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

世界で最も愛されるお菓子・チョコレート。その甘さの裏には、苦い真実がある。――カカオ生産の現場で横行する児童労働の実態や、巨大企業・政府の腐敗。今なお続く「哀しみの歴史」を気鋭の女性ジャーナリストが危険をおかして取材した、「真実」の重みが胸を打つノンフィクション。

Amazon内容紹介より

 

子どもたちに幸せを運ぶチョコレート:世界から児童労働をなくす方法:白木朋子

子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート: 世界から児童労働をなくす方法

子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート: 世界から児童労働をなくす方法

  • 作者:白木 朋子
  • 出版社/メーカー: 合同出版
  • 発売日: 2015/02/20
  • メディア: 単行本
 

 

収獲されたカカオ豆は、やがておいしいチョコレートになっていきます。
でも、カカオ畑では、たくさんの子どもたちが過酷な労働を強いられています。2009年、ACEがカカオの一大産地ガーナで始めた児童労働をなくす「スマイル・ガーナ プロジェクト」は、森永製菓の「1チョコ for 1スマイル」のキャンペーンと協働して、児童労働のない「しあわせを運ぶチョコレート」が発売されるまでになりました。チョコレートと児童労働──私たちを結びつけるすてきな物語!  Amazon内容紹介より

 

 

 

3冊すべての書評は東京経済大学教授の渡辺龍也氏です。

世界中の人々に長い長い間愛されてきたチョコレートだからこその歴史、物語がある。

それは「光」があれば「影」もあると渡辺氏。

チョコレートの食し方から、生産地事情、そしてフェアトレードまで。この三冊を読めば、今私たちの食べている甘いチョコレートの存在の重みを知ることが出来そうと感じました。

 

 

 

 

 

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今回は何といっても「チョコレート」でした!

また、「著者に会いたい」のコーナーで、新潮社の中瀬ゆかりさんが紹介していた「マトリ」の著者・瀬戸さんが取り上げられていました。やはり、この本も面白そう!

【5時に夢中!エンタメ番付】1月場所(2020年) - うずまきぐ~るぐる

 

 

今週はここまでです。

 

 

追記:先週分の新聞書評ピックアップの記事を誤って削除してしまいました(泣)ということで、この記事からスタートとなりました。