えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【中瀬ゆかりのブックソムリエ】2020年8月13日放送 邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―:伊藤祐靖

 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2020年8月13日放送分

 

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。

 

 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

 

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?

早速見て行きましょう。

 

邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―:伊藤祐靖

 

 

■著者略歴

1964年、東京都に生まれ、茨城県で育つ。日本体育大学から海上自衛隊に入隊。防衛大学校指導教官、護衛艦「たちかぜ」砲術長を経て、「みょうこう」航海長在任中の1999年に能登半島沖不審船事案に遭遇した。これをきっかけに全自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊「特別警備隊」の創設に携わった。2007年、2等海佐の42歳のときに退官。後にフィリピンのミンダナオ島で自らの技術を磨き直し、現在は各国の警察、軍隊への指導で世界を巡る。国内では、警備会社等のアドバイザーを務めるかたわら私塾を開き、現役自衛官らに自らの知識、技術、経験を伝えている━━Amazonより

  

内容

騒乱に乗じミサイル発射を企む北の軍部に対し、米国はピンポイント爆撃へと動き出す。だが、その標的近くには、日本人拉致被害者が―。日本は、この事態に対峙できるのか?政治家は、国民は、人質奪還の代償として生じる多大な犠牲を直視できるのか?そして、実戦投入される最強部隊の知られざる内実とは?特殊部隊・海上自衛隊特別警備隊の創設者が、政府の動きから作戦行動の詳細までを完全シミュレーションした、これぞ壮絶なリアル! ━━Amazonより

 

 

 

今回はドキュメントノベル!

 

中瀬さん:

 ノンフィクションとして事情により書けないことを、小説として昇華させている作品。知られざる海上自衛隊の秘話などが満載。実際、中に居た方なので、そのリアリティは半端ないんですよ。例えば、情報はテレビのテロップの方が速いので、自衛隊ではテレビがついている━なんていうあるある話なども。また、隠語を使っての会話など、映画を観ているよう。

 

 今めちゃめちゃ売れている。このリアリティにみなさんシビレているんでしょうね。

 

邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―

邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―

  • 作者:伊藤祐靖
  • 発売日: 2020/06/19
  • メディア: Kindle版
 

 

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次回のブックソムリエは・・・8月20日です。

 

中瀬さんはTOKYOMXTVの5時に夢中!でもエンタメ番付のコーナーをお持ちで、そちらで紹介された本や映画も、姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。

ではまた!

 

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