えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2023>主人公成瀬に夢中!?「成瀬は天下を取りにいく 」(2023年3月23日) 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2023年3月23日放送分

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

成瀬は天下を取りにいく:宮島未奈

作品内容

 

 

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・かつてない最高の主人公!成瀬のファンになる人が続出!(作家から芸能人まで)

・6つの話からなる連作短編集。滋賀県・大津市が舞台。

自分の成瀬が頭の中に住む。

・あまりに話題で、発売前に海外翻訳も決定!(台湾・韓国)。異例で発売前に重版も。書店員もめちゃくちゃ応戦している。特に滋賀では人気がヤバくて、完売店続出

滋賀県西武に反応した人は絶対!そこを除いてもめちゃくちゃ痛快で面白い!こんな青春小説はなかなかない。

・誰とも群れない成瀬のカッコよさ。人を開放する力がある。風を送り込んでくれる人物。成瀬と関わりたくなる。

・周りの人たちもすごくいい!推しを作りたくなる

・読んでいて、青春いいな!って追体験させてもらえる。

成瀬に夢中になる人が増殖中。

宮島未奈について

1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。

2018年「二位の君」で第196回コバルト短編小説新人賞を受賞(宮島ムー名義)

2021年「ありがとう西武大津店」で第20 回「女による女のためのR-18 文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』がデビュー作。(新潮社著者プロフィールより)

感想

先週、王様のブランチでこの作品の成瀬を知り、かなり気になっていたのですが、今日、さらにその気持ちに拍車がかかりました。本当にすごく魅力的なキャラクターらしいですね。改めて「読まねば!」と思った次第です。「成瀬」と「中瀬」って確かに似ていますねぇw。続編ではぜひ中瀬さんも登場でお願いします(笑)というか、この作品、ドラマ化されそうな予感。成瀬役を誰がやるのか...なんてことも勝手に想像するのも楽しい。それでは、また来週。

 

宮島さんは「王様のブランチ」で本作についてのインタビューもされています。

その時の様子も合わせてどうぞ!

matome.readingkbird.com

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中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。