えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2024>最強の恐竜:田中康平著の紹介

 

最強の恐竜:田中康平著の紹介です。

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2024年2月15日放送

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

最強の恐竜(新潮新書)

最強の恐竜(新潮新書)

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・非常に軽妙な文章、今。勢いのある学者さん。

・NHKラジオ「子ども科学電話相談」のお子さんからの質問がこの本のきっかけ。

・その質問は「一番強い恐竜はなんですか?

・大きい恐竜か、頭の良い恐竜か?何を持って一番強いのかを考える。

・恐竜は絶滅している。情報は化石からしか取れない。この情報だけで何故、噛む力とか、走る速さがわかるのだろう?

・この本の面白さは、それらの疑問をプロセスを追って調べいくことにある。例えば、賢さはどうやって判定するか?など。

 

 

 

 

 

・全7章がなる。うんこ化石などの話も登場。読み応えあり。

・一番強い恐竜は?の結論は、読んでのお楽しみ。

・この先生のお仕事自体ものすごくロマンがある

・純粋にこのお仕事を楽しんでいるのがすごく伝わる。大人が子どもにこういう仕事があることを、お父さんお母さんが教えてあげても良いのかなと思える1冊。

著者プロフィール

1985(昭和60)年名古屋市生まれ。筑波大学生命環境系助教。北海道大学理学部卒業、カルガリー大学地球科学科修了。Ph.D.。恐竜の繁殖行動や子育てを中心に研究、NHKラジオ「子ども科学電話相談」でも活躍中。著書に『恐竜学者は止まらない! 読み解け、卵化石ミステリー』。(新潮社・著者プロフィールより)

 

 

 

 

感想

大人になって「恐竜」についてあれこれ見聞きすることもなくなりましたが、今回放送を聴いていて何かとても懐かしいような、新鮮なような、そんな気分になりました。子供の時の気持ちが蘇ったのでしょうかねぇ~。田中先生のお仕事も素敵ですね。大人になってもあのワクワク感が持って仕事を続けているなんて!羨ましい限りです。それでは、また来週。

こちらはお子さんも読めそうですね!

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。