王様のブランチのBOOKコーナーの作家インタビューの内容をまとめています。
八秒で跳べ:坪田侑也
インタビュー
―――何歳の時から小説を書いていましたか?
坪田さん:
小学校2年生の頃に。
―――現在大学の医学部の坪田さん。医学の道に進まれるのか?小説の道に進まれるのか?将来は決めているんですか?
坪田さん:
出来ればこの先も両立していけたらと考えています。両立したくて医学部を選んだ。医学の知識を小説に入れて行ったりと、そういったことを将来ぼんやり考えています。
坪田さん:
僕自身が中学1年生の頃からバレーボールをやっていて、その中で悩むこととか、悔しいこととか、いろんな感情を覚えた。それをいつか小説に出来たらと感じていました。
―――主人公の変化などが胸の刺さってきて、最後は感動しちゃいました。
坪田さん:
それは嬉しいです。
―――あの頃の複雑な感情が今にも繋がっていて、自分のモヤモヤした気持ちとどう向き合っていけばいいか、今作を通しヒントを見つけられた。
坪田さん:
(冷めていた)主人公がこの物語の間でどんな風に変化していくのかが、一番の読みどころだと思って書いていたので、ちょっと嬉しいですね。
*今、壁にぶつかっている全てのひとにおすすめ青春部活小説です。
ひとこと
坪田さん、21歳の現役大学生だそうです。小説家と両立させるために医学部に入ったって!?もう、どっちも普通じゃ超難しいことなのに、それをサラッと言ってしまうのがスゴイ。しかもこの作品はスポーツもの。勉強が出来、小説も書け、スポーツも出来る。何もかも出来る方なんですよねぇ。最近多くないですか?高学歴の作家さん。本業と小説を両立させちゃってるんですよね。すごい時代だなぁ。それでは、また来週。
坪田侑也プロフィール
2002年、東京都生まれ。慶應義塾高校在学中。『探偵はぼっちじゃない』でボイルドエッグズ新人賞を受賞。(文春オンラインより)