『ルポ スマホ育児が子どもを壊す』石井光太著の紹介です。
ニッポン放送あなたとハッピー!2024年9月19日放送
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・結構衝撃な現場報告がずらりと入っている。
・いろいろな過渡期であることが読んでいてよくわかる。私たちは今とても大事な時期を見ていることをこの本は教えてくれる。
・スマホ登場以来16年、いまの子供はほとんどがスマホに接している中、教育現場はどうなっているのか?
・昔の学級崩壊とはまた違う。静かな学級崩壊と今は呼ばれている。
・スマホと共存していく上で何ができるか?
・幼少期のハイハイの重要性、アプリの上手い子守歌を聞いて育つと、保育士さんなどの子守歌を「うるさい、下手、眠れない」などクレームが来るそう。
・「泣き止みアプリ」を使うと、他の方法で泣き止みにくくなる。
・スマホで育った子供たちが大人になる過渡期、壮大な実験の途中でもある。
・スマホを使っての育児をどう考えるか、とても参考になる一冊。
著者プロフィール
1977年、東京都生まれ。海外の最深部に分け入り、その体験を元に『物乞う仏陀』を上梓。斬新な視点と精密な取材、そして読み応えのある筆致でたちまち人気ノンフィクション作家に。近年はノンフィクションだけでなく、小説、児童書、写真集、漫画原作、シナリオなども発表している。主な作品に『絶対貧困』『遺体』『43回の殺意』『「鬼畜」の家』『近親殺人』『こどもホスピスの奇跡』(いずれも新潮社)『本当の貧困の話をしよう』『ルポ 誰が国語力を殺すのか』(ともに文藝春秋)『教育虐待一子供を壊す「教育熱心」な親たち』(ハヤカワ新書)など。(新潮社・著者プロフィールより)
感想
スマホになって16年ですか。今の高校生は生まれた時からスマホがあったんですね。にしても本日の話から、学校の雰囲気も随分変わったみたいですね。聴いていて驚きの連続でした。なんでも機械に頼りがちですが、のちのちの成長にかなり影響が出ることも考慮しないとですね。何事も匙加減が大事そうです。それでは、また来週!
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