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【王様のブランチ】方丈貴恵さんインタビュー<盾と矛>(2026年4月4日 )

 

王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。

 

盾と矛 (角川書店単行本)

盾と矛 (角川書店単行本)

インタビュー

―――こんなミステリー読んだことがないと思いました。なんて斬新で面白いんだろうと思いました。とにかく面白かったです。

 

方丈さん:

ありがとうございます。私も新しい読み味がある本格ミステリーを今回の作品では目指していたので、そこは汲み取っていただけただけで本当に嬉しいです。

 

 

 

 

 

方丈さん:

今回頭脳戦がメインなってくる。頭脳戦って探偵一人だと成立しない。やはり好敵手がいて、二人いてこそいい戦いができる。攻防戦もはえるような形になるので、今回そういった目的で、どんな好敵手であればこの物語が一番はえるか、面白くなるかを突き詰めて考えた結果、「必ず犯人を無罪にして逃がす仕事人」という設定が生まれた。

 

仕事人ヒミコが起こす事後的な改変、証拠の捏造だったり真相の上書きだったり、そういったことが行われた後の攻防戦が本番という形、そこを本格ミステリーとしていかに面白く描き出すかというところを追求した形の作品になります。

 

―――最初に場面設定があって、犯人候補が現れる。いよいよこれからどうやって物語が進んでいくだという時に、「もう犯人がわかっちゃったの?え!びっくり」という感じでした。

 

方丈さん:

ヒミコが介入した後の探偵との攻防戦は特に工夫をしたなと思います。

 

―――確かに読んでいて一番楽しい部分でした。ラストに向けて物語がどんどん加速していきますよね。

 

方丈さん:

第一章、二章と積み重ねてきたものが、第三章でさらに意外性も含めて爆発するような構造を目指して今回書いていました。

 

―――3つめの事件が始まりは衝撃でした。

 

方丈さん:

読みどころも見どころもたくさんある章になっていますので、是非、期待して読んでいただけるとありがたいです。

 

*推理と捏造が交錯する新感覚ミステリーです。

ひとこと

「必ず犯人を無罪にして逃がす仕事人」っていう登場人物はちょっと異質ですよね。一体どんな形で物語が進むのだろう?方丈さんは初めて拝見しました。なんとなく時代小説とか書かれる感じの雰囲気ですが、推理作家さんなんですね。語りが上手で魅力的な方でした。それでは、また来週。