えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

【新聞】もういちど、あなたと食べたい:筒井ともみ(朝日新聞2022年2月26日掲載)

 

毎週土曜日に掲載されている朝日新聞書評欄から、気になったものをピックアップして掲載しています。毎週、幅広いジャンルが紹介されていますが、あくまでも私自身が「気になる」という視点で選んでいます。読書リスト的なページです。

今週は読書欄からピックアップしました。

 

【ピックアップ】もういちど、あなたと食べたい:筒井ともみ

 

好奇心ポイント

まずは、どんな人たちが登場するのか調べてみたら、

 加藤治子、松田優作、深作欣二、北林谷栄 久世光彦、和田勉、柳井満、岸田今日子 藤田敏八、向田邦子、佐野洋子、須賀敦子 岡田周三、樹木希林、野上龍雄、森田芳光 。

まぁーすごいメンバーです。脚本家である筒井さんならではの交友関係。これはもうお宝的なお話がいっぱいあるに違いない。なんとなく食の風景が想像のつく人と、まったく想像できない人がいる。「もういちど」というなら、自分はだれと食を共にしてみたいか?と、想像をさせられるタイトル。あなたは誰と一緒になにを食べたいですか?

内容

おなかが空くと、いつもあのひとを思い出す。向田邦子、松田優作、樹木希林、深作欣二、久世光彦、佐野洋子、須賀敦子……かれらと囲んだ味や匂いは、やがて「私」の肉となり血となった。映画「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」等で知られる名脚本家が、端正と流露、闊達と余情に溢れた名文で回想する、芳醇絶佳たる〈おいしい自叙伝〉(Amazonより)

 

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食だけでなく、あの人たちはどんな暮らしをしていたのか?

美しい写真で紹介される文豪たちの暮らしです。

www.readingkbird.com


 

 

後記

オリンピックが終わったら、世界が反転するかのごとくロシアとウクライナの戦争が始まってしまった。朝から現地の子供の泣き顔を目にして胸がキリキリと痛む。どうしてこんなことを....。今後の動きが心配でニュースから目が離せない状況。どうか1日も早くこの状況が終わりますように。

それでは、また来週。