『スサノヲの正体』関裕二著を紹介。
ニッポン放送あなたとハッピー!203年8月24日放送分
新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!
毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。
スサノヲの正体:関裕二
内容
アマテラスの弟スサノヲは、天上界では乱暴狼藉を働いて追放される悪玉だが、地上界では八岐大蛇【やまたのおろち】を退治して 人々を助ける善玉になる。そのキャラクターは『古事記』と『日本書紀』とで大きく異なり、研究者の間でしばしば論争となってき た。ヤマト建国への関与、祭祀をめぐる天皇家との関係、縄文文化のシンボル……。豊富な知識と大胆な仮説で古代史の謎を追って きた筆者が、スサノヲの正体に鋭く迫る。(Amazonより)
放送内容
以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。
・最大の祟り神と言われるスサノヲの正体に迫った一冊。
・古事記の神話の中でキャラが際立っているスサノヲは人気が意外にある。
・古事記と日本書紀で、大きくキャラクターが違っていて「どっちなの?」という部分に注目。
・日本書紀を編纂した藤原氏の思惑があるのでは?というところから、古代史最大の謎に迫っていく。
・神社についての勉強にもなる。
・すべてのエピソードには何か意味があるんだということ。
・古代史に興味がある人には、大変刺さる一冊。
関裕二プロフィール
1959(昭和34)年、千葉県柏市生まれ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『神武天皇vs.卑弥呼』『古代史の正体』など著書多数。(Amazonより)
感想
今月は新書が続きますね!新書はためになるので読もうと、毎度読みたいリストに入れるのですが、そのままになってしまっているものが結構貯まっています(-"-)古事記は一時期、易しく書かれた本を数冊読みましたが、内容をすっかり忘れてちゃったので、また一から読み直す必要が....。日本書紀には関しては全く手つかずです。なんてことを、本日の紹介を聴きながら気づきました。先は長い.....。それでは、また来週!
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