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<中瀬ゆかりのブックソムリエ2023>貧乏ピッツァ:ヤマザキマリ著の紹介

 

貧乏ピッツァ:ヤマザキマリ著の紹介です。

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2023年12月14日放送分

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

 

貧乏ピッツァ:ヤマザキマリ著

貧乏ピッツァ(新潮新書)

貧乏ピッツァ(新潮新書)

放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

・著者は17歳でフィレンチェに留学。美術史や油絵を専攻。1997年に漫画デビュー。「パスタ嫌い」は、この作品のシリーズ的な「食と自分の人生」を重ね合わせたもの。

極貧の学生時代に食べた忘れられない「味」を紹介。

・日本に帰国した時に、日本のパスタの値段にびっくりした。そのことを(パスタの原価など)レストランで大きな声で話していたら、テレビの人に声を掛けられたヤマザキさん。テレビでその料理のことを話すことに。

・ヤマザキさんのテレビ出演の原点が読める。

シャンパンからソーメンまで、色々綴られている。

食ってこんなに語ることがあるのか?というほど。

・子供の時に食べていたものとか、自分の食に関する記憶も一緒に思い浮かぶ。

・自分の脳内から匂いとか、味が溢れて来る。

人生と食はこんなにも密接に結びついているものかということが分かる。

・はちみつの歴史など、教養の部分も書かれている。

・ヤマザキさんの書くものは全ておいしそうに感じる。

日本の食文化の考察も面白い。

 

 

ヤマザキマリプロフィール

1967(昭和42)年生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。十七歳でフィレンツェに留学、美術史・油絵を専攻。1997年、漫画家デビュー。著書に『テルマエ・ロマエ』『プリニウス』(とり・みきとの共著)『パスタぎらい』『猫がいれば、そこが我が家』など。(新潮社HPより)

感想

「食」のエッセイは本当にたくさんの方が本にしていますが、どんな切り口で来るかによって大きく差が出て来る気がします。ヤマザキさんの食の話は未読ですが、歴史も含め、かなりこだわりがありそうですよね!読みながら勉強にもなりそうだし。そして今回、何といってもこの装丁画、可愛いですよね(笑)思わず手に取ってしまうパターンです。それでは、また来週!

 

 

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