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【王様のブランチ・BOOK】柚月裕子さんインタビュー<ミカエルの鼓動>(2021年10月16日 )

 

 

 

王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。

 2021年年10月16日分はこちら!!

ミカエルの鼓動:柚月裕子

 

 ■内容

この者は、神か、悪魔か――。気鋭の著者が、医療の在り方、命の意味を問う感動巨編。
大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。そこへ、ドイツ帰りの天才医師・真木が現れ、西條の目の前で「ミカエル」を用いない手術を、とてつもない速さで完遂する。あるとき、難病の少年の治療方針をめぐって、二人は対立。「ミカエル」を用いた最先端医療か、従来の術式による開胸手術か。そんな中、西條を慕っていた若手医師が、自らの命を絶った。大学病院の闇を暴こうとする記者は、「ミカエルは人を救う天使じゃない。偽物だ」と西條に迫る。天才心臓外科医の正義と葛藤を描く。━━Amazonより

 

■著者について

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉第1位、18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の作品に『あしたの君へ』『検事の信義』『暴虎の牙』『月下のサクラ』など。-Amazonより

 

柚月さん:

誰もが救われて欲しい、そういう思いで書いた。自分にとっても新たな挑戦。何かに挑んだ作品ではあります。

 

(ここであらすじ紹介)

 

━━心臓外科を描こうと思った理由は?

 

柚月さん:

何をもって生きるというのかな?そこをずっと考えていくなかで、命をめぐる物語を書いてみたい、そう思ったときに、命と密接な関係をもっている医師、しかもダイレクトに心臓という動いているものに触れる医師、ということで心臓外科医を主人公におきました。

 

 

 

━━二人の心臓外科医を通して描きたかったことは?

 

柚月さん:

西條には西條の、真木には真木の、今こうするに値する理由がある。ひとりの命をどうしたら救えるかというときに、その摩擦が非常に強い。誰もがこの命を救いたいのは同じ。思い悩む姿がやはり一番尊い姿だなって思います。

 

━━結末に込めた柚月さんの思いとは?

 

柚月さん:

命って自分の意思や誰かがどうこうできるものではない。誰もがなんともできないほど大きなもの。それがラストシーンで、上手く表せていればうれしいなと思います。

 

医療の在り方から命の意味を問う感動の物語です。

 

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 <感想>

医療ものは臆病なのであまり読まないのですが、柚月さんは売れっ子作家さんで一度読んでみたいなぁと思っていました。今回は心臓外科医の話、しかもロボットで手術という。私的なことですが、家族が通院している病院ではまさに最先端医療であるロボット手術が行われています。最初は「えーーロボットが??」って怖さを感じましたが、患者さんの負担も少なく回復も早いと聞いています。従来の手術とどちらが良いのかは素人には判りませんが、患者にとって選択肢が少しでも増えることは喜ばしいことだと感じます。んー、この本、読んでみようかな~~。

それではまた来週!

 

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