えとせとら本棚

新しい本との出会いにわくわく。一冊の本から次の一冊へ。

<中瀬ゆかりのブックソムリエ2022>なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない-3月31日放送 

 

 

 

ニッポン放送あなたとハッピー!2022年3月31日放送分

新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナー紹介した本と、お話をざっくりまとめて載せていきます。 番組はこちら!radikoでも聴けますよ!

毎回、話題の本が登場!さぁ、今週はどんな本と出合えるでしょうか?早速見て行きましょう。 

 

 

なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない:東畑開人

 

■内容

紀伊國屋じんぶん大賞受賞の臨床心理士・東畑開人氏が贈る新感覚の"読むセラピー"
家族、キャリア、自尊心、パートナー、幸福……。
心理士として15年、現代人の心の問題に向き合ってきた著者には、強く感じることがあります。それは、投げかけられる悩みは多様だけれど、その根っこに「わたしはひとり」という感覚があること――。夜の海をたよりない小舟で航海する。そんな人生の旅路をいくために、あなたの複雑な人生をスッパーンと分割し、見事に整理する「こころの補助線」を著者は差し出します。さあ、自分を理解し、他者とつながるために、誰も知らないカウンセリングジャーニーへ、ようこそ。
(Amazonより)

 

 

 

■放送内容

以下、番組内の話の要点になる部分を簡潔に載せています。

 

・筆者は臨床心理士

カウンセリングルームで実際やっていることを、本を通してカウンセリング。先生と部屋で向き合って話している雰囲気。

・新感覚の読むセラピー

7つの補助線がキーワード。

「~も」と言う考え方。

・一読して解らなかった部分も、2回3回読んでるとはまってくる感じがする。心に残る読書体験になる。

・臨床心理士さんはこんな風にしてくれるんだっていうことを知れる。

 

「こころの補助線」との比較として、こちらの本の話も出てきました。

 

■著者について

1983年生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。臨床心理士・公認心理師・博士(教育学)。精神科クリニックでの勤務、十文字学園女子大学で准教授として教鞭をとった後、現在白金高輪カウンセリングルーム主宰。著書に『野の医者は笑う―心の治療とは何か?』(誠信書房2015)『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房2017)『居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書』(医学書院 2019)、『心はどこへ消えた?』(文藝春秋、2021)。訳書にジェイムス・デイビス『心理療法家の人類学―心の専門家はいかにして作られるのか』(誠信書房 2018)。『居るのはつらいよ』で第19回(2019年)大佛次郎論壇賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞2020受賞。(Amazonより)

■感想

表紙だけ見ると、いまにも物語が始まりそうな雰囲気。小説かな?と思ったのですが、心理関係の本だったのですね。カウンセリングは敷居が高いと思われがちだ。実際のカウンセリングで、どんなことが行われいるのか、どんなことを言ってもらえるのかなど、雰囲気を掴むのにもとても参考になりそうな一冊だと感じました。最近はカウンセリングしてもらえる場所も増えてきている。雰囲気がわかれば、もう少し気楽に行くことが出来る場になるんじゃないかなぁと。

それではまた来週!

 

★過去のラジオ棚はこちらです。

中瀬さんはこちらの番組でもエンタメ番付のコーナーをお持ちです。姉妹サイトうずまきぐ~るぐるで紹介してますので、合わせてお楽しみください。